韓国KRAFTON、2022年上半期(1月~6月)の営業実績を発表 PUBG IPが好調のほか、gamescomでの新規IP公開を予告

 『PUBG: BATTLEGROUNDS』や「TERA(2022年4月20日サービス終了)」などで知られる、韓国のゲーム開発会社KRAFTONは、8月11日の実績発表で2022年上半期の業績を暫定的に発表した。

 同社の2022年上半期における売上高は前年同期比で3%増の9,467億ウォン(約969億円)。営業利益は前年同期比で18%増の4,742億ウォン(約485億円)を記録。純利益は前年同期比で31%増の4,392億ウォン(約449億円)だった。

 増収増益と好調の結果となったKRAFTON。この上半期の好調に同社を導いたのはモバイルゲーム部門のようだ。

▲直近『PUBG MOBILE』ではアニメ『オーバーロード』とのコラボを実施。

 同社の展開する『PUBG MOBILE』はIPコラボレーションに加え、新規マップや新アイテムの追加など新鮮なゲームプレイ体験を提供し続けているほか、アンチチートプログラムの強化によりゲーム環境を改善。

 同作はユーザーに寄り添った対応からポジティブな反応も多く、グローバルモバイルゲーム市場では売上2位を記録するなど、リリース4年目を迎えた現在も好調の売れ行きを記録。

 そのほか、ライブ組織の構造改編などにより第2四半期での再活性化に成功した『NEW STATE Mobile』の影響もあり、モバイルにおける上半期の売上高は全体売上の76%を占める7,156億ウォン(約732億円)を記録している。

 また、サービス6年目となるPC/コンソール『PUBG: BATTLEGROUNDS』では、1月に無料化以降、日間8万人を超える新規ユーザーが持続的な流入があり、高いトラフィックを維持。

 この影響を受けPC/コンソールの平均ARPU(1ユーザー当たりの平均決済金額)は、前期比で20%の成長がみられたほか、第2四半期の海外売上は全体の94%を記録。

 韓国/アメリカ/ヨーロッパ/その他の地域の割合は上昇傾向を示しており、同社はPUBG IPがグローバルでの影響力を維持しているとみている。

 

下半期はゲーム開発に集中、gamescom 2022では新規IP公開

 上半期では好調を記録したKRAFTONだが、同社は下半期の方針について、ゲーム開発に集中して取り組むと発表した。

 8月末にドイツ・ケルンで開かれる世界3大ゲーム見本市のひとつ「gamescom 2022」では、『The Callisto Protocol』や『プロジェクトM』などの新作ゲームの未公開映像が公開を予定。

 さらに同イベントでは、北米をターゲットとした強力な新規IPも公開し、ゲーム産業における同社の中長期的な影響力の拡大を目指すとしている。

 そのほか、今回の発表ではファンタジー小説『涙を飲む鳥』のIP拡張プロジェクトが本格始動予定であることや、イアン・マッケイグ(Iain McCaig)と共に準備しているグラフィックノベルが2023年上半期に公開予定であることにも言及。

 「gamescom 2022」での発表などとともに、全世界のゲーマーに新たなゲーム体験を提供するための準備に取り掛かるとした。

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富士脇 水面(Minamo Fujiwaki)
富士脇 水面(Minamo Fujiwaki)
プラットフォーム問わず、FPSやRPGなど多種多様なジャンルをプレイする雑食ゲーマー。人生を変えたゲームの魅力を伝えるため、WEBメディアを中心に活動中。

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