
Googleは8月25日、同社が開発する「Google Play Games」(Google Play ゲーム)について、香港、韓国、台湾に加えオーストラリア、タイ地域でのオープンベータテストを開始した。
今年1月から香港、韓国、台湾でクローズドベータテストが行われていたが、今回テスト地域を増やしたうえで、全ユーザーを対象範囲に広げた形。
「Google Play Games」は、Android向けゲームアプリをWindowsでプレイできるようにするPC 用アプリケーション。モバイルゲームがキーボードとマウスで操作が可能になるほか、スマホ・タブレットなどの端末とシームレスにデータを同期できる利点がある。
これまでのテストにおけるフィードバックにより、オープンベータ版ではPCの推奨環境が緩和。Windows 10(バージョン2004以降)、10GB以上の空き容量が確保されたSSD、8 GB の RAM、インテル UHD グラフィックス 630と同等のGPU、4コアCPU、そしてハードウェア仮想化を有効にしていることなどを満たしたPCが必要となる。
ゲームは約50タイトル以上がプレイ可能となり、今後もさらに多くの作品が「Google Play Games」に対応する予定。
なお、正式リリース日は地域によって異なるとのこと。ベータ版は現在オーストラリア、香港、韓国、台湾、タイの地域で実施されており、他の地域にも順次展開する予定となっている。