Habbyが提供する『ダダサバイバー』(Survivor.io)について、売上1,500万ドル(約21億円)、ダウンロード数1200万を突破したことが明らかになった。モバイルゲームのニュースを扱うメディア「mobilegamer.biz」が報道している。
Habbyは、『アーチャー伝説』など、モバイルゲーム市場でカジュアル/ミッドコアゲームを中心に展開するゲーム会社。『アーチャー伝説』は約20億回ダウンロードされた大ヒット作だ。
そして、『ダダサバイバー』はゾンビを題材にしたSTG。襲ってくるゾンビ(モンスター)を相手に、銃火器で殲滅し生き残ることが目的。片手操作の手軽な操作感や、育成やローグライクの要素が盛り込まれている点が売りの作品だ。
モバイルアプリの市場調査を行うAppMagicのデータによれば、『ダダサバイバー』は今年8月にリリースされて以降、すでに1200万ダウンロードを突破し、アプリ内課金(IAP)によって1,500万ドル(約21億円)の収益を得ているという。なお、収益の推計にプラットフォーム手数料は含んでいない。
その内訳は、中国App Storeから340万ドル、その以外の地域ではApp Storeから900万ドル、Google Playから270万ドルとなっている。これはiOS版がAndroid版よりも1週間早くリリースされたことで売上がApp Storeに偏重しているものと見られる(なお、中国ではGoogle Playが提供されていない)。
各ストア合計の売上として、8月28日に初めて1日の収益が100万ドルを超え、その後も1日あたり90万ドルの収益をアプリ内課金から得ているという。
またダウンロード数についても、中国で320万、それ以外の地域でApp Storeが570万、Google Playが300万となっている。
mobilegamer.biz は専門家の分析を引用し、TikTokへの広告出稿によって露出を増やしたことがヒットに繋がったと指摘している。