炎上続く韓国版『ウマ娘』、ユーザーとの懇談会を9月17日に実施へ 話し合いは「双方が同意するまで無制限に」続行

 カカオゲームズは9月13日、同社がパブリッシングを担当する韓国版『ウマ娘 プリティーダービー』について、ユーザーとの懇談会の日程を公表した。2022年9月17日10:00より、カカオゲームズ本社で行われる予定。

 韓国版『ウマ娘』では今年8月下旬から、日本版と韓国版の運営を比較した際の格差などを理由に炎上状態となり、ユーザーによるデモ活動が行われていた。

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 懇談会の目的は「顧客との積極的なコミュニケーションを通じたサービス改善」とし、ユーザーから代表7名とカカオゲームズの代表5名が出席する。会の様子はライブ配信され、カカオゲームズの公式チャンネルを通じて編集や削除、非公開措置なしに保存されるという。

 韓国では、ゲームの運営とユーザー間でトラブルが起こった際に、ユーザーとの懇談会を設け、問題について話し合う場が用意されることがある。

 例えば、韓国での『メイプルストーリー』における確率型アイテム(ガチャ)にまつわる炎上事件(関連記事)でも、ユーザーの代表者を招いた懇談会を実施。このケースでは9時間以上という長時間に渡り、厳かな雰囲気で懇談会が進行している。

▲2021年4月に行われた『メイプルストーリー』懇談会の様子。

 上記の件と同様、『ウマ娘』懇談会においても話し合いは「双方が同意するまで無制限」に続くとのこと。

 カカオゲームズは発表の中で「今回の場をきっかけにトレーナーさんとのコミュニケーションを強化し、満足できるサービス提供のために努力します」とコメントしている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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