『ガーデンスケイプ』等で知られるPlayrix、ロシアとベラルーシのオフィスを閉鎖しスタッフを移籍へ

▲画像はPlayrixホームページより

 Playrixは10月7日、ロシアとベラルーシのオフィスを閉鎖し、両地域での商業活動を停止することを明らかにした。理由について、「ウクライナに対する侵略が続いており、安定した事業を維持するため」としている。ウクライナのテック系メディアAIN.UAが報じている。

 2004年にロシア・ボログダで設立されたPlayrixは、『ガーデンスケイプ』や『ホームスケイプ』などのタイトルで知られるPC/モバイルゲームの開発会社。現在の本社はアイルランド・ダブリンだが、その経緯からウクライナやロシア、ベラルーシを含むCIS諸国のスタッフが多数在籍する。

 フォーブス誌によれば年間売上高は27億ドルとされ、従業員は4000人、そのうちロシアに1500人、ウクライナに1500人のスタッフが所属している。

 報道によると、Playrixはウクライナ侵攻が開始して8ヶ月間はロシアから撤退する姿勢を見せなかったが、9月21日にロシアで「部分動員令」が発令されて以降、通常業務を維持するためにスタッフを国外に移転させる動きが始まったという。

 Playrix の設立者であるIgor Bukhman氏とDmitry Bukhman氏の兄弟は取材の中で「ロシアとウクライナの紛争が激化しているため、Playrixは長い間ロシアとベラルーシで事業活動を行っていなかった」と述べている。

 なお分析プラットフォームAppAnnieによると、Playrixのロシア市場は、同社タイトルのダウンロード数が米市場に次いで2位(全体の15%)となり、重要な地域となっていた。

 今後、オフィス閉鎖に伴い、現地に在籍しているスタッフの移動も計画しているとされる。ただ、正式な閉鎖の時期、および移籍のタイミングについては明らかにされていない。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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