Embracerに買収された開発スタジオ「Square Enix Montreal」が「Onoma」にリブランド

 Embracerは10月10日、スクウェア・エニックスから買収した開発スタジオ「Square Enix Montreal」について、新たにブランドを「Onoma」に変更したことを発表した。

 今年5月、Embracer Groupはスクウェア・エニックス・ホールディングスより海外スタジオ及び一部IPに関する株式譲渡契約を譲渡額3億ドルで締結。今回リブランドを発表したOnomaは、これまで『Hitman Go』と『Hitman: Sniper』、『Deus Ex Go』など人気IPのモバイルゲーム開発を担当してきた。

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 発表によると、「Onoma」はギリシャ語で「名前」を意味し、無限の可能性を持っている言葉だという。また、スタジオ買収直後の2022年5月には「リブランド部隊」が創設され、ユーザーリサーチ、法務、コミュニティ、社内コミュニケーション、エンゲージメントの専門家やその他多数の支援を得てブランドの再構築に取り組んだ。

 現時点では新たに取り組んでいるタイトルなどは明かされていないが、リブランディングにあたってOnomaは「我々の強みはトレンドや市場の変化に適応する能力」とし、新しいブランド・アイデンティティのもと「創造性と革新性を高め、常に製品よりも人を優先するスタジオである」と語っている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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