Gearbox、Eidos Shanghaiを再編し上海に新スタジオ「Gearbox Studio Shanghai」を設立 アジアへの進出は初

 Gearbox Entertainment Companyは11月15日、持ち株会社Embracer Groupの下、Eidos Shanghaiを新たに同社の上海におけるスタジオとして「Gearbox Studio Shanghai」に再編し、アジアへの初進出を果たしたことを明らかにした。

 Eidos Shanghaiは「トゥームレイダー」、「Deus Ex」、「Thief」、「Marvel’s Guardians of the Galaxy」といったAAAフランチャイズの開発で知られるEidos Montréalの上海スタジオとして、中国および東南アジアにおけるローカライズなどを担当し、開発・技術・パブリッシングのパートナー企業をの橋渡しを行うスタジオ。Eidos Montréalは今年5月、スクウェア・エニックスからEmbracer Groupへと売却されていた。

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 一方、「ボーダーランズ」開発のGearbox Softwareを含むGearbox Entertainmentは、2021年2月よりEmbracer Groupの傘下となっており、子会社同士で組織が再編された形。

 「Gearbox Studio Shanghai」として開設されたあとも、これまでEidos Shanghaiを率いてきたGigi Ning氏が引き続きゼネラル・マネージャーとして参加し、米Gearbox Publishing San Francisco(Gearboxにおける販売担当)のサポートを行う。

 Gearbox Publishing SFの社長Yoon Im氏は、「今回のスタジオ開設により、中国市場のプレーヤーと関わり、現地で活躍する新進気鋭の開発スタジオと直接協力する能力が大幅に向上します」とコメント。ビジョンとして掲げる国際的成長に役立てる方針を語った。

 Gearbox Entertainmentは今回の動きにあわせて、チームの採用についても呼び掛けている。以下のリンクより募集中の職種が確認可能。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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