Supercell、米国に元Riot Games・元Valveなどベテラン開発者が参加する2つのチームを新設

 

 Supercellは12月6日、米国で新たに2つの開発チームを組成したことを明らかにした。北米のゲームスタジオを率いるRyan Wener氏がLinkedinへの投稿で伝えている。

 昨年12月、北米スタジオを開設する計画を明らかにしたSupercellは、モバイルゲーム以外の分野にも進出する方針を打ち出していた。

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 発表によると、新たに組成される2つの開発チームのひとつには、元Riot Gamesのシニアエンジニアで『League of Legends』のテクニカルリードを務めたMaya Kylmamaa氏、同じくリードエンジニアを務めたKevin J Bray氏、シニアマネージャー兼主任ゲームデザイナーのCandace Thomas氏、Netflixアニメ「Arcane」に携わったアートディレクターCharles Lee氏が参加しているという。

 もう一方には、Electronic Artsのクリエイティブディレクターで、Zynga、Valveにも在籍したSteve Desilets氏と、King、Blizzard、NCSOFTなどに在籍したアートディレクターMatt Mocarski氏が参加。モバイル以外の分野でも活躍してきた人物が多く見られる。

 現在、上記の6名をコアメンバーとして、新チームに参加する人材の募集を続けているとのこと。

 Supercellは現状、2018年の『Brawl Stars』(ブロスタ)以降、ヒット作を生み出せていない。今年だけでもベータ版がリリースされていた2作の開発が打ち切られ、Space Ape とのIPコラボ作品『Boom Beach: Frontlines』もサービス終了が決定した。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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