
テンセントは、Riot Gamesが開発を手掛けるタクティカルFPS『VALORANT』(ヴァロラント)について、中国で新たにesportsリーグの立ち上げを計画していることを明らかにした。海外メディアBloombergなどが報じている。
『VALORANT』(現地タイトル:无畏契约)は、昨年12月10日付で中国国内における販売ライセンスである版号を交付され、現地でサービス開始の目処が立った状況(具体的なサービス開始日時は不明)。これに合わせ、プロシーンに向けても動きがあったようだ。
報道によると、中国で『League of Legends』(リーグ・オブ・レジェンド、LoL)のプロリーグ「LPL」(LoL Pro League)を運営するテンセント傘下のTJ Sportsが公式リーグ設立に向けて、中国のトップ選手と交渉を行っているという。
テンセントによる『VALORANT』新リーグは、現時点で交渉は初期段階であり開幕を延期する可能性もあるものの、早ければ2023年夏頃にトーナメントを開始するとのこと。国内のesports市場の盛り上がりに期待がかかる。
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