『あつ森』博識のフータに物申す さかなクンの魚愛があふれる動画が話題

 大学名誉博士・客員准教授/画家として活動し、テレビタレントとしても著名なさかなクンは、 自身のYoutubeチャンネル「さかなクンちゃんねる – FISH BOY – Sakana-kun」で不定期に動画を投稿しています。

 さかなクンらしく、魚の魅力について伝える動画が多数投稿されている同チャンネルですが、現在その中で『あつまれ どうぶつの森』のプレイ動画が話題になっているようです。

 さかなクンの『あつ森』プレイ動画は現在確認できる限りでは3本存在し、件の動画は「【あつ森♯2】お魚に詳しいフータさまという方がいると聞いたので挑戦するであります!」です。Twitter上で、とあるユーザーが感想をつぶやいたところから一気に拡散されました。実際に投稿されたのは2021年2月で、当時からすでに多くのユーザーが視聴している人気動画でしたが、SNS上での広まりで再注目されたという流れとなっています。

 動画内では、『あつ森』で魚を集められると聞きつけたさかなクンが、実際にゲームをプレイし、魚釣りに挑戦。その後、博物館に魚を寄贈しに行くといった内容。

 『あつ森』では、博物館の館長・フータに生き物や化石を寄贈すると、それにまつわる解説を聞くことができるのですが、相手はなんといっても魚の知識では右に出るものがいない魚類学者のさかなクン。専門家を前に「よろしければ…ちょっと解説いたしましょうか?」というフータの姿に、視聴者側としては緊張感を覚えます。

 フータの解説に対して、ときに頷きながら、ときに首を傾げながら……またあるときは解説を先読みしながら話を聞くさかなクンからは、魚への愛と知識の深さがうかがえます。

 ただ、多くのユーザーにとっては絶妙な長さで構成されている(長すぎると読み切れないユーザーが続出してしまうでしょう)フータの解説ですが、さかなクンにとっては「ざっくりしてる!」と満足しきれない様子。たまらず愛する魚たちについて熱弁する姿は、ただただ脱帽すると共に、「フータに対して知識量で殴りにいっている」状況に関してある種の面白さを感じるところです。この様子が多くのユーザーのツボにはまり、SNS上でバズっているのでしょう。

 それにしても、『あつ森』プレイ動画の第1弾「お魚がいると聞いて初めてゲームに挑戦するであります!【あつ森実況】」の中で魚を釣り上げた際に、ゲーム画面に魚の名前が出る前からさかなクンが「スズキちゃんだ!」「ワカサギちゃんだ!」と判別できている様子から、本作の魚に関しての再現度の高さが再確認できます。

 ちなみに、第3弾の『あつ森』プレイ動画である「【愛の叫び】任天堂さまぁ~お魚が大変ですよ!【あつ森#3】」では、「次回(作)はわたくしに監修させてください!」と動画内でメッセージを残していました。もし実現したら、どんな作品よりもディープな魚知識を得られるゲームが誕生するかもしれません。

 魚のこと以外にも、Nintendo SwitchのJoy-Conを逆さに持ってしまったり、プレイ中に眠ってしまったり(定置網漁で午前2時起きのため)と、さかなクンのお茶目なところも垣間見える良い動画なので、ぜひ3本まとめて視聴してみてください。

       

【Let’s Player】

さかなクン(YouTubeチャンネル
ハコフグを模した帽子がトレードマークの、大学名誉博士・客員准教授/画家として活動する魚類学者。テレビタレントとしても数多くの番組に出演。魚の豊富な知識と経験に裏付けされたトークで有名。2010年には絶滅したと思われていたクニマスの生息確認に貢献し、その後海洋立国推進功労者として内閣総理大臣賞を受賞している。2015年3月には東京海洋大学名誉博士を授与される。

 

 

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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