精神科医・名越康文が初見で分析する『ドキドキ文芸部』。キャラクターデザインや背景から『DDLC』の世界を読み解けるのか

 YouTuberとしても活動する精神科医の名越康文さんは、自身のYouTubeチャンネル「名越康文TV シークレットトークyoutube分室」において「【01】精神科医が分析する『ドキドキ文芸部』 これほんま、おもしろいな!」を投稿した。

 『ドキドキ文芸部』は(ネタバレになるのでゲーム内容がほとんど言えないのだが)、美少女たちと部活動を通して交流していくゲーム。一見ただの恋愛ゲームに見えるのだが、独自の世界観や描写が話題を呼び、2021年6月時点で1,000万DLを突破。現在でもカルト的な人気を誇るタイトルとなっている。

 そんな本作を分析する名越さんは、さまざまなゲームタイトルを精神科医の視点で解説するというユニークな動画をいくつも投稿しており、今回の動画で解説する『ドキドキ文芸部』は新たなシリーズとして始まった。

 登場するキャラクターのデザインや喋り方の特徴から内面などを想定したり、背景に映る家や教室の風景から登場していない人物の通常とは違った視点を見つけ出してくれる。『ドキドキ文芸部』を実況しているチャンネルは数あれど、ここまで細部を見て分析していくものは唯一無二だろう。

 そのため、今から始めて本作を見る人に限らず、既プレイの人でも楽しめるはずだ。新たなシリーズとして投稿が始まったばかりであり、プレイしたことがある人なら覚えているであろう「例のシーン」には、まだ到達していない。今からでも追いつきやすいので、気になった人は、是非本編を視聴してほしい。

 

【Let’s player】

名越康文(YouTubeチャンネル
精神科医として臨床に携わる一方で、テレビ番組のコメンテーターや雑誌連載をはじめ、クトゥルフ神話TRPGへの挑戦、ミュージシャンとしての活動も行う。ゲーム分析もそんな数ある活動のひとつであり、精神科医としての観点から細かな部分を分析していくという内容が人気を博している。

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寺村 一也(Kazuya Teramura)
寺村 一也(Kazuya Teramura)
ライター。ゲームに関連した書籍・WEBメディアで記事を執筆する傍ら、ゲーム実況・VTuber文化にも精通。幼少期からゲームを遊ぶ時間に制限があったものの、説明書や攻略本など関連書籍を読み漁りゲームの魅力に触れていく。その経験からプレイ以外の「観て楽しむ」という実況文化を学ぶようになる。

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