ゲーム実況を中心に、TRPGや科学、政治、経済なども解説する人気グループ「〇〇の主役は我々だ!」(以下、我々だ)が、YouTubeチャンネルにて「【マイクラ雪だるま鬼ごっこ】僕達、ずっと一緒だよね・・・?」を投稿した。
これまでもサイズの小さなキャラクターを操作する「小人鬼ごっこ」や、捕まるとサメの餌にされる「サメ鬼ごっこ」など、『マインクラフト』を活用したバラエティ豊かな鬼ごっこをプレイして来た「我々だ」。今回配信したのは、氷鬼をテーマにした「雪だるま鬼ごっこ」である。
通常の氷鬼は、鬼のひとりがほかの人を追いかけて、タッチされたらその場で凍ってしまい、動けなくなるというルール。「雪だるま鬼ごっこ」では、鬼である雪だるまが歩いた場所に雪が積もるという仕掛けになっており、積もった雪を踏んでしまうと凍って動けなくなるというルールになっている。
動けなくなったキャラクターには特殊なボウガンを当てることで救出できるが、与えられたボウガンの数は1人3つ。ボウガンは1度使うと壊れてしまううえに、新たに入手することは(基本的には)出来ない。
また、道に積もっている雪はスコップを使うことにより取り除くことができるようになっており、足場を確保していくことも重要となる。ただし、除雪するごとに移動速度が下がってしまうデメリットもあり、どの程度除雪するのか、誰を優先して助けるのかといった戦略も必要とされる。
このゲームの最大の特徴は、プレイヤーが勝利を収めるために、味方を裏切らなければいけないというジレンマが生じる点だ。フィールドから脱出するための仕掛けは、最後の1人となった時にしか出現しないため、否が応でも他のプレイヤーを“蹴落とさなければならない”場面が生じてしまうのである。
ゲームを制するため、プレイヤー同士で密かに協定を結んだり、突然の裏切りが行われたりといった、バチバチの心理戦が繰り広げられる「雪だるま鬼ごっこ」。「我々だ」ではお馴染みの「内ゲバ(同一陣営内で行われる暴力)」要素が盛り込まれたルールで、はたして生き残ることが出来るのか。
【Let’s player】
○○の主役は我々だ!(YouTubeチャンネル)
“和気あいあいと殺伐した”独特の雰囲気から繰り出される、ハイテンポな掛け合いが人気の実況グループ。仲間同士での足の引っ張り合いによるドタバタは日常茶飯事で、あらゆるゲームで同志討ちや裏切りが横行する。メンバーによる突然のアドリブが飛び出す場面もあり、視聴者はもちろん仲間内でさえも予期せぬハプニングに笑いが絶えない。現在の配信はTRPG、『マインクラフト』のマルチプレイが主体。大人数のグループながら担当カラーやアイコンを表示するなど誰が話しているかが分かりやすく編集されているなど、初心者にも視聴しやすいように配慮がされている。