バーチャルライバー（バーチャルYouTuber）グループ・にじさんじに所属する加賀美ハヤトさんは、自身のYouTubeチャンネルにおいて、「【Kardboard Kings: Card Shop Simulator】カ ー ド シ ョ ッ プ 加 賀 美 【にじさんじ/加賀美ハヤト】」を配信した。

　トレーディングカードゲームといえば、自分の好きなカードを集めてデッキを組み、対戦するというのが一般的な認識だが、状態の良し悪し、復刻版の発売、禁止リストへの指定、環境デッキへの投入など、さまざまな条件でカードの価値と市場が変動していくのも特徴のひとつ。本作は、そんなカードの取引を楽しめる、斬新なゲームだ。

　プレイヤーは、架空のカードゲーム「Warlock」を取り扱うカードショップのオーナーとして、市場の変動をチェックしつつ、売り上げを出すために仕入れと売却をこなしていく。ユニークなポイントとしては、カードの価格変動の理由だ。

　今まで強力なために価格が高かったカードが、使用禁止になってしまい価格が大幅に下落したり、今まで注目されなかったカードが、強いデッキに入ったことで大幅に値上げされたりと、とてもリアルなのだ。この動きを予想しつつ、打ち上げを出すために奮闘することになる。

　地元の常連と親しくなって、評判を上げていくのも経営の一環。評判が悪いと、客の入りも悪くなり、売上も出せなくなってしまうのだ。価格設定と売上のどちらも考慮しながら、店を回していくシミュレーションとなっている。

　本作をプレイする加賀美ハヤトさんは、『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』や『デュエル・マスターズ』、『マジック:ザ・ギャザリング』など、多種多様なカードゲームを、まるで少年のような心で楽しめるライバーだ。

　定期的にカードゲームの配信を行っているだけでなく、自身の3Dモデルお披露目配信で『デュエル・マスターズ』に登場する「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」を公式から借りてきたほどのカードゲーマーである。

　そんな加賀美さんのリアルな知識が、配信内では全開で活かされている。また、ゲームならではの要素として、カードゲームアニメに出てきそうなキャラクターが登場するため、彼らに振り回される加賀美さんのツッコミは、視聴者を笑顔にしてくれるはずだ。気になった人は、是非チェックしてみてほしい。

【Let’s player】

加賀美ハヤト（YouTubeチャンネル）
バーチャルライバー（VTuber）グループに所属し、玩具会社・加賀美インダストリアルの社長として配信活動を行う。普段の大人な雰囲気と反して、ゲームをプレイすると全力かつ無邪気な男児に様変わりする様子や、歌を歌えばプロ顔負けの歌唱力を披露するなど、さまざまなギャップが視聴者を引き付け、「社長」の愛称で親しまれている。