『にじさんじ甲子園』の裏でくり広げられた、もうひとつの熱い(?)試合 野球を理解りはじめた周央サンゴが送る『ベースボール』実況がハイセンスすぎる

 バーチャルライバー(バーチャルYouTuber)グループ・にじさんじに所属する周央サンゴさんは、自身のYouTubeチャンネルにて、「【BASEBALL】2 ミ リ し ら 野 球【周央サンゴ】」を配信した。

 サンゴさんが所属するグループ・にじさんじでは現在、最新のプロ野球ゲーム『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』にて、ライバーを選手として登場させて大会を開く企画「にじさんじ甲子園」が開催され、大きな盛り上がりを見せている真っ最中である。

 サンゴさん本人も登場選手のひとりとして参加しているのだが、彼女がにじさんじ甲子園に合わせてプレイしたのは『パワプロ2022』ではなく、なぜかファミコン初の野球ゲーム『ベースボール』であった。

 実は、昨年のにじさんじ甲子園の開催時期にもプレイしていた本タイトル。前回は、守備にピッチャーやキャッチャーと共に、サッチャーやミッチャーなど謎のポジションが存在していたミリしら野球であった。しかし1年が経った今回は理解がちょっと進んで、2ミリしら野球にまで進化している(なお、今回もサッチャーとミッチャーは健在であった)。

 今回は、野球知識のレベルアップと共に、サンゴさん特有の新解釈をさらに展開。もともとファミコンのゲームであるため、キャラクターごとの個性はあまり表現されていないはずなのだが、ランナーを警戒しているピッチャーに対して「好きなのかな……?」と感じ取ったところから、チーム内で謎のラブロマンスを生み出すという天才ぶりを発揮していた。

 「塁一世・塁二世・塁三世」から、野球でフランス革命を連想させようとするのは、さすがにというハイセンスとしか言い表せない。独特のワードセンスと想像力によって、周央サンゴワールドをくり広げていく様子は、まさに圧巻である。

 徐々に野球を理解りはじめたサンゴさんも活躍している、にじさんじ甲子園も一緒にチェックしてみると、面白さが倍増するだろう。気になった人は、30分程度の配信でサクッと見られるので、是非視聴してみてほしい。

 

【Let’s player】

周央サンゴ(YouTubeチャンネル
にじさんじ所属のバーチャルYouTuber(バーチャルライバー)。世怜音女学院演劇同好会の一員としてデビューし、よくレトロゲームを実況する。視聴者すら圧倒的する怒涛のトークと聞き取りやすくクセになる活舌と声で、ニコニコ動画を中心に人気となり、ニコニコ動画に関家する数々の賞を受賞している。サンリオキャラクターのポチャッコが大好きで、なにかと隙を見つけてはポチャッコの話をする。

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寺村 一也(Kazuya Teramura)
寺村 一也(Kazuya Teramura)
ライター。ゲームに関連した書籍・WEBメディアで記事を執筆する傍ら、ゲーム実況・VTuber文化にも精通。幼少期からゲームを遊ぶ時間に制限があったものの、説明書や攻略本など関連書籍を読み漁りゲームの魅力に触れていく。その経験からプレイ以外の「観て楽しむ」という実況文化を学ぶようになる。

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