FFシリーズの新たな方向性を示すアクションRPG『ストレンジャー オブ パラダイス FF オリジン』2022年に発売

 スクウェア・エニックスは、E3におけるSquare Enix Presentsのライブ配信において、新作『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』をPlayStation5/PlayStation4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC向けに2022年に発売することを発表した。

 本作は、スクウェア・エニックスと Team NINJA(コーエーテクモゲームス)共同開発による「ファイナルファンタジー」シリーズの新たな方向性を示す、本格アクションRPGとのこと。また、本日から体験版の配信を開始。

 公開されたトレーラーでは、「オリジン=原点」を象徴するように、初代『ファイナルファンタジー』の光の戦士が最初に対峙する「ガーランド」が登場している。初代の世界観と密接した関係であることがうかがえる。

 また、下記のクリエイター陣のコメントにあるように、本作には難易度選択、周回プレイ、複数のジョブと武器種などが用意されている。開発を務めるTeam NINJAは、過去にダーク戦国アクションRPG『仁王』の開発実績があるだけに、これらのノウハウも本作に受け継がれているのかもしれない。

 

【世界観】
戦士たちは戦いの記憶を心の底にしまいこむ――
カオス討伐への強い思いを胸に、
カオス神殿の門を開ける主人公ジャックと
その仲間アッシュとジェド。
彼らは予言の光の戦士たちか、それとも――

【STAFF】
■クリエイティブプロデューサー:野村 哲也
■メインシナリオ:野島 一成(有限会社ステラヴィスタ)
■開発:Team NINJA(コーエーテクモゲームス)

 

期間限定体験版 配信開始&ユーザーアンケート募集中

『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』の世界観やゲームシステムの一部を楽しめる無料体験版をPlayStation5で配信中。本体験版は、製品版の品質向上のために、ユーザーの意見を収集するもの。

体験版ダウンロードはこちら

■体験版プレイ可能期間:2021年6月14日(月)~6月24日(木)23:59まで
■対応機種:PlayStation5
※本体験版は、製品版の一部を切り出したものです。
※一部の武器、ジョブを駆使したアクションバトルが体験できます。
※製品版とは仕様が異なります。
※製品版への引き継ぎはございません。
※上記期間を過ぎると体験版はプレイすることができません。
※この体験版には暴力表現が含まれているため、17歳未満のお客様はプレイできません。

■アンケート実施期間:2021年6月14日(月)~6月30日(木)23:59まで

アンケートはゲーム内より回答できる。アンケート実施期間中は、体験版のチュートリアルをクリアした後であれば、いつでもタイトル画面のアンケートリンクよりアンケートページへ移動可能。なお、体験版プレイ期間終了後も、アンケート実施期間中は、ゲーム内より回答できる。

 

クリエイターメッセージ

クリエイティブプロデューサー 野村 哲也

この『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』の企画の構想は『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』の後くらいでしょうか、次はキャラクターとの戦いではなくロケーションを攻略するタイプのアクションにしようと一人考えていました。
そのまま月日が経ち、また他の企画でFFの新シリーズとして「怒れる男の物語」を一人構想していました。

そしてさらに月日が経ち、その時の企画が欲しいと言われ2つの企画を合体させた今回の企画を新たに用意しました。

「ファイナルファンタジー」でありながら、らしくない。
でもこれは確かに「ファイナルファンタジー」の血が通っている。
そういう難しい落としどころを探り、挑んでいる渋い作品となっています。

まだ完成までには少しお時間をいただきますが、バトルシステムも物語にリンクした血生臭いシステムになっていますので、この機会にぜひ触れていただけると幸いです。

 

メインシナリオ 野島 一成(有限会社ステラヴィスタ)

「希望や夢ではない。飢えや渇きと似た感覚だと思ってくれ」
この台詞ができた時、物語が命を持ったような気がしました。

なぜ彼らはそれほどにカオスを倒したいのか。
では、彼らの希望や夢はなんなのか。
断章、断片だった物語のピースがこの台詞によって力強く結合した瞬間でした。

それから一気呵成に書き上げた物語がこの『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』です。
殺伐としたイメージを前面に押し出したゲームに寄り添うなかなか印象深い物語ができたのではないかと思っています。

ご賞味くださいませ!

 

プロデューサー 藤原 仁

“A BOLD NEW VISION”と銘打たれたとおり、本作はこれまでの「ファイナルファンタジー」シリーズとは一線を画す新しい挑戦に満ちています。
現段階ではその多くを明かすことはできませんが、本作の方向性やイメージなど、その挑戦の片鱗を今回ご用意いたしました体験版でお楽しみください。

世界中の皆様から頂くフィードバックは、本作の完成度をより高めるために非常に重要であると考えています。
ぜひともアンケートやSNSなどでご感想をお寄せください。

本作を皆様と一緒にプレイできる日を今から楽しみにしております。

 

ディレクター 井上 大輔

本作は数ある「ファイナルファンタジー」タイトルの中に新しい風を吹かせるべく開発されたタイトルで、位置づけ的には外伝作品ということになるのだと思います。
いわゆるナンバリングシリーズの発表ではなくガッカリされた方もいるかもしれませんが、本作はナンバリングシリーズでは出来ないような挑戦をしているタイトルです。

Team NINJAが作る地に足の着いた歯ごたえのあるアクション。
返り血を浴びながら、文字通りちぎっては投げ、敵を粉砕していく主人公。その姿は、まるで――
と、新しい風を少しでも体験していただきたく体験版を用意しました。
まだまだ開発中ということもあり至らぬ点もあると思いますが、体験版を楽しんでいただければ幸いです。

また、気になった点、良かった点など今後の開発に生かすためにも皆様の感想をぜひ聞かせていただければと思います。

 

Team NINJA ブランド長/プロデューサー 安田 文彦(コーエーテクモゲームス)

30年前『ファイナルファンタジーIV』をプレイしたことがゲーム業界を志したキッカケなので、いつか「FF」シリーズに関わりたいという想いがありました。
Team NINJAでは『ディシディア ファイナルファンタジー』を制作させていただくなか、私自身は別ラインの担当となり毎晩枕を濡らしていたので、新しい「ファイナルファンタジー」、しかも【ORIGIN=原点】に繋がるタイトルに関わることができて本当に嬉しいです。

この度の体験版でプレイヤーの皆様からいただいたフィードバックも生かし、Team NINJA一丸となって世界中の「FF」シリーズファン、そしてアクションゲームファンの期待に応えられるタイトルにしていきます!

 

ディレクター 臼田 浩也(コーエーテクモゲームス)

子供の頃から「ファイナルファンタジー」をプレイして育って来たので、本作に関われることは非常に光栄です。また「FF」シリーズ初の本格アクションゲームを Team NINJAから世に放てることを本当に嬉しく思っております。

体験版では、様々なプレイヤーに楽しんでいただけるよう、難易度選択、周回プレイ、複数のジョブと武器種と色々な要素を詰め込んで、体験版向けに調整しておりますので、ぜひプレイしていただき、ご意見・ご感想をお聞かせください!

 

ディレクター 隈部 宣道(コーエーテクモゲームス)

光の戦士(?)であるジャックが、返り血を浴びながらもモンスターを破壊し尽くすアクションゲームとして、新しい「ファイナルファンタジー」を発表することができました。私自身も「FF」シリーズの大ファンなので「血塗られた」ジャックが「英雄」になれるよう発売に向けて尽力していきます!

Team NINJAらしい難易度で作られた本作ですが、慣れてくれば爽快に敵を倒すこともできますので、体験版では様々な武器やアビリティを試しながら、何周も遊んでいただけると嬉しいです。
難易度の変更もあるので初めは低い難易度からプレイし、徐々に高難度にあげていく遊び方もオススメです!

 

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