
CRI・ミドルウェア(以下、CRI)の中国子会社である上海希艾維信息科技有限公司(以下、CRI China)は、7月29日、中国・上海で開催するアジア最大級のゲームイベント「ChinaJoy」のBtoBエリアに出展することを、自社サイトのニュースリリースページにて発表した。
「ChinaJoy」では、7月に提供を開始したサウンドミドルウェア「CRI ADXR2(以下ADX2)」の機能「SonicSYNC(ソニックシンク)」などゲーム開発に関する最新技術についての紹介のほか、中国市場で好調のACG(※)マーケット向けの展示などが行われる予定。イベントの開催期間は、7月30日(金)から8月2日(月)となっている。
※中国語圏で主に用いられる日本のアニメ、コミック、コンピューターゲームの文化を反映したコンテンツのこと。
2020年度に売上6兆円規模まで拡大した中国のゲーム市場の中で、2021年7月現在、累計500ライセンス以上を提供するなど、中国市場での注目を高めているCRIWARE。2019年のCRI China設立をきっかけに、『原神』や『アズールレーン』、『白夜極光』など、人気タイトルの採用が続いている。
さらには、CRIグループのツーファイブ社のノウハウを活用し、日本のクリエイターと中国の企業をマッチングさせ、ゲームで使用する音源制作が行うなど、ACGへのマーケットに向けたコンテンツ制作事業についても好調のようだ。
今回の「ChinaJoy」では、「ADX2」の新機能や ACGマーケット向けの展示のほか、コンテンツ制作事業の事例の中から、作曲家の岩垂徳行氏、崎元仁氏といったクリエイターのインタビュー映像も展示される予定となっている。
「ChinaJoy」出展概要
〈開催期間〉
ビジネスデー:2021年7月30日(金)~8月1日(日)
一般公開:2021年7月30日(金)~8月2日(月)
〈会場〉
中国・上海新国際博覧センター(W4会場/B591 ブース)