
コロプラは、任天堂より訴訟の提起を受けていた件について、本日8月4日、和解において合意に至ったことを発表した。合意に伴い、2021年9月期第3四半期において、33億円の特別損失
を計上。
同社は、2018年1月10日付けの「当社に対する訴訟の提起に関するお知らせ」の通り、2017年12月22日付けで任天堂より『白猫プロジェクト』における特許権侵害に関する訴訟(東京地方裁判所 平成29年(ワ)第43185号 特許権侵害差止等請求事件)を提起されていた。
さらに、2021年2月12日及び2021年4月21日付けの「(開示事項の経過・変更)当社に対す
る損害賠償請求訴訟の提訴額変更に関するお知らせ」では、損害賠償請求金額を変更する旨の「訴えの変更申立書」が提出されていた。
提訴額の変更については、当初請求金額49億5,000万円が、倍増の96億9,900万円に変更されたことを指している(ここに遅延損害金も別途追加される)。
その後、コロプラは、和解による早期解決を図ることが最善であると判断し、今回の和解について合意に至ったという。
今後の影響では、コロプラの2021年9月期第3四半期において、訴訟関連引当金繰入額33億円を特別損失に計上しており、第4四半期以降の連結業績に与える影響はないとしている。