SNKは、「METAL SLUG」のIPを使用したストラテジーゲーム『METAL SLUG TACTICS』をSteam/Nintendo Switchで配信することを発表した。発売は両機種ともに2022年を予定。
本作は、SNKの人気アクションシューティングゲーム「METAL SLUG」シリーズをモチーフに、フランスのスタジオであるDotemuとLeikir Studioが共同開発したストラテジーゲーム。
あわせて、ゲームの様子がわかるトレーラーが公開されている。
『METAL SLUG TACTICS』では、横スクロールの2D表現だった原作とは違い、ストラテジーに向くクォータービューが採用されている。プレイヤーが操作するのは、「マルコ」、「ターマ」、「エリ」、「フィオ」といったシリーズではお馴染みの面々。「メタスラ」らしさはありつつも、俯瞰視点で眺めるのは新鮮な要素。
トレーラーでは、伝統の濃いタッチで描かれたアニメーションが挿入されるほか、随所でカットイン(こちらは幾分かスッキリした印象)の演出が確認できる。

また、「METAL SLUG」シリーズには欠かせない、兵器の描写についても注目だ。トレーラーでは、味方兵器として二足歩行戦車「SVX-15Dスラグノイド」が登場。スラグノイドは、ジャンプ機動を得意する反面、歩行が苦手という特徴を持った兵器。横スクロールの原作ではいわゆる“カニ歩き”で移動し、横向きに砲撃をする姿がチャーミングだったが、本作では正面に向かって砲撃する新たな側面(?)を見せている。

さらに、『METAL SLUG 2』や『METAL SLUG X』などで登場した強大なボスである超弩級岩盤掘削機械「アッシ・NERO」も登場。原作では、その巨大ゆえにほとんど頭部分しか描写されていなかったが、ヘビをかたどったフォルムがよくわかるようになっている。
クォータービューによって新たな視点を得た本作だが、肝心のゲームシステムについても気になるところ。続報に期待だ。
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