Appleが「iPhone 13シリーズ」「Apple Watch」「iPad mini」などを発表

 Appleは、9月15日、新製品に関する情報を発表するオンラインイベント「Apple Event」を開催。イベントの中では、「iPhone 13」や「Apple Watch」、「iPad mini」といった製品上についての発表が行われた。各製品の詳細について、以下にまとめていく。

iPhone13シリーズ

 「A15 Bionic」チップを搭載しており、従来のスマートフォンのチップよりも最大50%速いグラフィックス性能を発揮。新しい超広角カメラは、デザインが一新されたレンズとパワフルなオートフォーカスシステムを搭載。2センチの距離でもピントを合わせられるマクロ写真撮影が可能で、スローモーションにもタイムラプス(低速度撮影)にも対応する。

 広角カメラは、より明るい絞り値とApple史上最大のセンサーを持ち、「LiDAR(ライダー)スキャナ」(Light Detection and Ranging:光による検出と測距)を活用し、ナイトモードのポートレートが撮影できる。

 オートフォーカスに対応しており、望遠カメラでもナイトモードが使用可能だ。ちなみに、望遠カメラは77mmの焦点距離を採用。3倍の光学ズームでの撮影を可能としている。

 iPhone13シリーズの日本での予約開始は9月17日午後9時からで、発売は9月24日。価格は13 Pro Maxが134,800円から、iPhone13Proが122,800円から、iPhone13が86,800円(税込)からとなる。

Apple Watch Series7

 Apple Watch本体のサイズをそのままに、ディスプレイが大きく、見やすい設計に。スクリーンの領域を「Series 6」から約20%、「Series 3」から50%以上拡大している。

 システム全体でボタンのデザインを一新されており、計算機やストップウォッチなどのアプリが、これまで以上に扱いやすい設定。Retinaディスプレイが搭載されており、屋内で70%以上も明るく見えるようになっている。

 価格は399ドル(日本での価格は未定)で、2021年秋の発売予定。

iPadmini

 8.3インチの「Liquid Retinaディスプレイ」を搭載。極めて低い反射率を実現しており、文字がクリアに、色が鮮やかに表示されるように。iPhone13シリーズと同様に「A15 Bionicチップ」チップが搭載されており、Photoshopで写真の編集も可能。最大40%速いCPUパフォーマンスと、最大80%速いグラフィックス性能を持つ。

 発売は9月24日からで、価格は5万9800円からになる。

iPad

 「A13 Bionic」チップを搭載しており、2020年のiPadに搭載されていた「A12」と比べ、CPU、GPU、Neural Engineといったパフォーマンスが20%高速化する。

 フロントカメラは12MPの超広角カメラなり、画質が大幅に向上。発売日は9月24日で、価格は39,800円(税込)からとなっている。

「Apple Event」詳細ページ:https://www.apple.com/jp/apple-events/september-2021/

※画像はすべて、 9月15日に行われた「Apple Event」よりスクショしたもの。

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島中 一郎(Ichiro Shimanaka)
島中 一郎(Ichiro Shimanaka)https://www.foriio.com/16shimanaka
ライター。ゲーム・アニメ業界を中心にニュース記事の執筆、インタビュー、セミナー取材などマルチに担当。ボードゲームが趣味であり、作品のレビューや体験会のレポートを手掛けるほか、私生活で会を催すことも。無類のホラー好き。

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