
任天堂は、ユー・エス・ジェイが運営するユニバーサル・スタジオ・ジャパンにおいて、2021年3月18日(木)に開業した『スーパー・ニンテンドー・ワールド』が拡張され、「ドンキーコング」をテーマとした新エリアが2024年に開業予定であることを発表した。
『ドンキーコング』 は1981年にアーケードゲームとして誕生して以来、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコンや、Wii、Nintendo Switch等で発売された、任天堂の人気ゲームシリーズのひとつ。全世界累計の販売本数は6,500万本以上(2021年3月時点)にも及ぶ。
今回、「ドンキーコング」をテーマにした新エリアは、現在のマリオの世界が広がるエリアに隣接する形で登場し、これに伴い『スーパー・ニンテンドー・ワールド』の面積は、現在の約1.7倍に拡張されるという。

新エリアは、緑豊かなジャングルが広がり、キャラクター「ドンキーコング」の世界を全身で体験できる壮大なエリアになる予定。
この新エリアは2024年に完成し、開業することが計画されている。現在の『スーパー・ニンテンドー・ワールド』とともに、ユニバーサル・スタジオの技術とイマジネーションと、任天堂の代表取締役フェロー 宮本茂氏をはじめとした任天堂のクリエイティビティの融合によって提供を目指すとしている。
新エリアには、「ドンキーコング」たちが登場するコースター型のライド・アトラクションも予定。またライド・アトラクション以外にも、飲食・物販体験等、エリアの各所を楽しめる工夫を施しており、「ドンキーコング」シリーズを遊んだ経験のある方だけでなく、すべての来場者が楽しめるようなエリアになるとのこと。
合同会社ユー・エス・ジェイの社長CEO J.L. ボニエ氏
『スーパー・ニンテンドー・ワールド』は テーマパークエンターテイメントを全く新しいレベルで創造し、瞬く間に多くのゲストにとってエキサイティングであり、必須の体験となりました。 任天堂のキャラクターや物語を現実の世界に再現するというビジョンを持ちながら、引き続き任天堂のみなさまと共にこのプロジェクトを推進できることにとてもワクワクしています。 「ドンキーコング」をテーマにした新しいエリアは『スーパー・ニンテンドー・ワールド』をより魅力的にし、ゲストのみなさまにさらなる超興奮体験をお届けできるでしょう。どうぞご期待ください。
任天堂株式会社の代表取締役フェロー 宮本茂氏
マリオの世界に続いて、「ドンキーコング」の世界も現実の形にできることに胸を躍らせています! ユニバーサル・スタジオの優れたスタッフの皆さんと一緒に、「ドンキーコング」の「ちょっとスリリングな体験」を準備中です。完成まではもう少しお時間をいただきますが、このシリーズを遊んだことがない人でも楽しめるユニークな体験エリアをつくり上げたいと思います。