Steamの非公式データベース「SteamDB」によると、協定世界時で11月28日14時(日本時間で23時)ごろ、Steamの同時接続ユーザー数が2738万4959人となり、過去最高の数値となった。このとき、その中の782万7251人がゲームをプレイしていたことも明らかになっている。
なお、同時接続ユーザー数は2021年4月の記録である2692万2926人を超える過去最高記録となったが、ゲームプレイ人数のピークは昨年である2020年4月の817万1592人が最高記録。
11月下旬は各ストアでブラックフライデー関連のセールが催され、Steamでもオータムセールが開催。また、オータムセールのタイミングで恒例の「Steamアワード」のノミネート受付が開始。
「Steamアワード」は、セール期間中に10カテゴリーにそれぞれ該当するタイトルの選出をユーザーが行い、その結果が最終候補の決定に反映される。ノミネートされたタイトルは今後行われるウィンターセールで発表され、投票によって受賞が決まる仕組みだ。
同時接続ユーザー数の上昇は、これらの取り組みによってストア内を巡回するユーザーが増えたことが要因として大きいだろう。
そして、Steam上で同時接続が多いタイトルはマルチ対戦FPS『Counter-Strike: Global Offensive』(CS:GO)やMOBA『Dota 2』、そしてバトロワの『PUBG: BATTLEGROUNDS』など。いずれもオンライン対戦がメインのタイトルとなっている。
特に『CS:GO』はSteamがピークを迎えた瞬間の時刻、91万5791人のユーザーがプレイ。その時Steamでゲームをプレイしていたユーザーのうち、およそ11.7%が同タイトルに集まっていたと見られる。2012年8月21日にリリースされたタイトルにも関わらず、依然として人気だ。
直近で発売されたタイトルの中では、11月15日にリリースされたばかりの『Halo Infinite』も好調の様子。20周年を迎えた人気シリーズの最新作として、注目の高さがうかがえる。