Googleは12月10日に行われた「The Game Awards」において、Windows上でGoogle Playのアプリが利用できる「Google Play Games」を発表した。サービスの提供は2022年を予定。
「Google Play Games」では、デスクトップPC、ノートPC、WindowsタブレットからGoogle Playで提供されているゲームなどのアプリが利用できるようになり、モバイルでのプレイ中に中断した場所からゲームセッションを再開することもできるという。
アメリカのニュースサイトThe Vergeによると、このサービスはマイクロソフトとの提携ではなく、Google内部で開発されたもので、対応OSはWindows 10以上になるようだ。
また、Windows上でどのようにAndroidゲームをエミュレートするのかは不明だが、同社はアプリがクラウドストリーミングではなくローカルで動作することを明らかにしている。
クラウドストリーミングはデバイスの空き容量を気にする必要がない分、ラグや遅延といった動作の安定性においては不安が残るため、アクションなどのゲームを遊ぶユーザーにとっては懸念点になりうる。モバイルゲームはPCで普段動かすリッチなゲームタイトルと比べれば、比較的容量が小さめであることから、ローカル環境での動作を採用したのかもしれない。