『Dead by Daylight』×「リング」の新チャプターが2022年3月に配信決定。ネット上ではサバイバーやキラーの予想が活発に

 カナダのゲーム開発スタジオBehaviour Interactiveは12月14日、非対称型対戦サバイバルホラー『Dead by Daylight』と日本の有名ホラー作品「リング」のコラボレーションを発表した。配信は2022年3月を予定。

 鈴木光司氏の小説「リング」(角川書店)は1991年に刊行され、1998年に長編映画化。見た者は1週間後に死ぬという「呪いのビデオ」や、映像作品で表現された井戸から這い出てくる貞子の描写などが印象的。

 海外でも2002年に「ザ・リング」(原題: The Ring)としてハリウッドリメイクされるなど人気を博した。なお、海外で日本版映画は「Ringu」というタイトルになっており、両作品で見分けがつくようになっている。

 発表に併せて公開されたトレーラーでは象徴的な井戸が登場。画面にノイズが走る演出も施されており、映画版の雰囲気を感じられるものとなっている。

 発表に際して、クリエイティブディレクターのDave Richards氏は「まさに心臓が飛び出しそうな体験です。友達に宣伝してください。さもなければ…」と、「リング」にちなんだコメントを寄せている。

 現時点ではキラーやサバイバー、マップに関する詳細は明かされておらず、リリースによると、コラボの続報は1週間以上先とのことだが、ネット上では早くも参戦しそうなキャラクターについて予想や議論が交わされている。中には著名人の反応も見られた。

 おさらいになるが、『Dead by Daylight』では「生存者をひとり残らず処刑するキラー(殺人鬼)」と、「脱出を目指すサバイバー(生存者)」に分かれて対戦することになる。プレイヤーの数としてはキラーがひとり、サバイバーが最大4人の非対称型。

 同作はこれまで、「SAW」や「エルム街の悪夢」といった有名作品とコラボしているほか、日本のホラーゲームとも多数コラボを行っており、『サイレントヒル』や『バイオハザード3』といったタイトルからキャラクターが参戦している。

 例えば『バイオハザード3』からは、キラーとしてボスキャラクターの「ネメシス」、サバイバーとして主人公の「ジル・バレンタイン」、そしてマップに同作のロケーションである「ラクーンシティ警察署」が実装された。

 「リング」で当てはめていけば、キラーはやはり「貞子」になりそうだ。ただ、そのほかに関しては予想できる範囲がある程度広く、特に「サバイバーが誰になるのか」という点にかなりの関心が集まっている様子。「貞子」についても、どのようなパーク(スキル)を引っ提げて登場するのかが楽しみなところ。

 Jホラーの金字塔と呼ばれる「リング」とのコラボだけに、今後大きなプロモーションなども展開されるかもしれない。少なくとも1週間は動きがなさそうだが、『Dead by Daylight』の動向に注目したい。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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