ネクソン、開発スタジオのNAT GAMES及びNEXON GTを吸収合併。グローバル市場に向けた多様なコンテンツを開発へ

 ネクソンは、同社の連結子会社である開発スタジオNAT GAMESおよび、NEXON GTの吸収合併を発表した。合併後はNexon Games(社名は仮称)として、グローバル市場へ向けて多様なゲーム開発を行うとのこと。なお合併は2022年2月8日開催の両連結子会社における株主総会での承認後、3月31日に実施される予定。

 NAT GAMESが開発したタイトルはこれまで、2016、2020年にそれぞれスマホ向けアクションRPGの『HIT』、MMORPG『V4』が「韓国ゲーム大賞」で大賞を受賞。ほかにも、『OVERHIT』、『ブルーアーカイブ』の開発を手掛けたことで知られている。

 現在、「HIT」IPのMMORPG『HIT2』や、PC/CS向けの新作PvEルートシューター「PROJECT MAGNUM」(正式タイトル未定)の開発も行っている。

 一方のNEXON GTは、サービス16年目を迎えたFPS『サドンアタック』(日本では2019年にサービス終了)の運営を行っている。『サドンアタック』は2021年第3四半期において前年同期比211%の成長を遂げており、現地ではまだまだ人気のタイトルとなっている。

 今後はNAT GAMESの開発力とNEXON GTのFPSにおける運用のノウハウを活かし、グローバル市場におけるコンソール、PC、およびモバイルゲームの中心的なスタジオとして多様なゲーム開発を行う。

 新スタジオであるNexon Gamesの代表取締役にはNAT GAMESの代表取締役であるパク・ヨンヒョン氏が就任し、NEXON GTの代表取締役であるシン・ジファン氏は取締役に就任予定。また、Nexon Korea Corporation代表取締役であるイ・ジョンホン氏も取締役として就任し、Nexon Games及びNexon Koreaとの協力関係をさらに強化していく構え。

合併概要

合併日:2022年3月31日(予定)
割当比率:NEXON GT の株式1株に対して、NAT GAMES の株式 1.04 株を割当て交付
新社名:Nexon Games(仮称)

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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