
REALITYは12月22日、同社が運営するバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」上で、アバター同士が通話することができる「ビデオチャット」機能を提供開始した。
2021年8月6日、REALITYの親会社であるグリーはメタバース事業への参入を発表。事業を牽引するREALITYはこれまでに「アバターを通じたリアルタイムコミュニケーション」の活性化や「空間的な広がり」の拡張に取り組んできた。
今回提供を開始した「ビデオチャット」機能は、「アバターを通じたリアルタイムコミュニケーション」をより豊かなものにするために、最大8人までアバターでリアルタイムに通話することができるというもの。REALITY上で相互フォローしているユーザーが参加しているビデオチャットに入室することできる。
これにより、ユーザー間の会話を活性化させることで、メタバース内のコミュニケーションが広げていくことを目的としている。
REALITYでは今後、仮想空間を自身の手で創造・拡張し、オリジナルアイテムの作成や販売を通じて現実世界の収入を得られるクリエイターエコノミーなどを実現するための新機能の開発を行っていくという。
「アバターを通じたリアルタイムコミュニケーション」と、3D空間による「空間的な広がり」、そしてユーザー生成コンテンツを通じて「現実世界の収入を得られる」という3つの要素でメタバースの構築を行うREALITY。現在、海外でのアプリ利用者の急増や、新機能開発のため、さらなる事業成長を目指し現在採用活動を強化しているようだ。採用拡大にあわせ、詳しい会社説明資料が公開されている。