『IdentityV 第五人格』コロナ禍以降初のオフライン大会「Identity V Championship 秋季大会」決勝のレポートが公開

 NetEase Gamesは10月28日~12月26日、同社が開催する「Identity V Championship (IVC)秋季大会」を実施し、12月26日にオフラインでの決勝大会を行った。

 秋季IVC決勝大会はコロナ禍以降、初めてのオープンなオフライン大会となった。観戦方法についても、ボードゲームを専門とする会社と提携した推理交流ゲームを大会のストーリーに合わせて進行していくなど、新たな取り組みを行った。

 また、大会運営の公式Vtuber 「一二三乎唯」(うたかね ぶい)による大会裏側の紹介や試合解説も行い、オフライン会場でのリアルタイム交流も催された。

 NetEase Gamesによるレポートは以下の通り(プレスリリースより引用)。

  

プロリーグ結成 一触即発の四つ巴の戦い

 2021年初頭、第五人格IVC日本リーグ連盟が設立され、契約プロクラブ6チーム、クラブ4チームの合計42名のプロ選手、全体で70万以上のフォロワーを擁しています。リーグ設立されてからの1年間、プレイヤーはプロチームの成績や協調性が強化されていくのを目の当たりにしてきました。コロナ禍はまだ続いていますが、それでもIVCに対するプレイヤーの情熱を止めることはできません。

 プレイヤーが期待を寄せる中、秋季IVCは予定通り開催され、大きな注目を集めました。YouTube、TikTok、Twitterにおける大会ライブ配信の再生回数は1億回近くにも達しています。プレシーズン、予選大会、グループマッチ、トーナメントの激しいバトルの末、最後に残ったのはSCARZ、Crest Gaming、AXIZ WAVE、ZETA DIVISIONの4チームでした。

 そして彼らは最終決勝へと駒を進め、世界大会出場の最後の切符をかけて争いました。これはIdentity Vにとっても、コロナ禍になってから初のオープンなオフライン大会であり、大会観戦の盛り上がりや見応えは史上空前のレベルとなりました。

 2日間に及ぶ激しい決勝大会の結果、SCARZチームが頭一つ抜け出して今年度の日本最強チームとなり、日本代表として世界戦COA Vに出場する資格を手にしました。

   

ライブ配信技術のグレードアップ オンライン・オフラインのクラウド大会システム

 コロナ禍になってから初のオープンなオフライン大会ということもあり、オフライン観戦にしても、オンライン配信にしても、今回の秋季IVCは隅々まで気配りが行き届いたものでした。

 華やかな劇場スタイルのオフライン会場は超ハイクオリティなオンライン配信のグラフィックとマッチしており、視聴者はその場にいるかのような感覚を楽しめました。大会会場とオンライン配信の弾幕をリアルタイムでつなぎ、XR(クロスリアリティ)の劇場交流を組み合わせ、バーチャルとリアルを融合させる形によって、コロナ禍のせいで視聴者が現地観戦できない問題を解消、新しい没入型eスポーツ観戦の独自体験をお届けしました。

 また、観戦の合間にはオンライン・オフラインを問わず、日本の歌姫ナノさんが歌う大会テーマソング「V for Victory」、Identity V コスプレショーを楽しむことができました。見応えあるプログラムによってオーディオビジュアルの刺激とおもしろさを届けるとともに、ライブ配信と会場の雰囲気も熱を帯び、手に汗握る大会に声援を送りました。

 この他にも、秋季IVCはこれまでのeスポーツにはなかった推理交流ゲームを盛り込み、プレイコンテンツを全面的にアップグレードしました。ボードゲームを専門とする会社と提携してIVC推理劇場を共同開発、大会のストーリーに合わせて進行していきました。

 視聴者は大会を観戦すると同時に、リアルタイムで謎解きの選択肢を選び、ストーリーの方向性を決めることができ、決勝大会でクライマックスと結末を迎えました。

   

大会公式Vtuberがオフライン会場に登場 リアルタイム交流

 日本のeスポーツで1、2を争うトップレベル大会である第五人格IVCは、これまで開催してきた3年間の中で大きな注目と影響力を集めてきました。プレイヤーとより密に交流するため、今年、Identity Vは大会公式Twitterの看板Vtuber 「一二三乎唯」(うたかね ぶい)をデビューさせました。デビューするなりTwitterのインプレッションは100万を突破、プレイヤーたちに大人気となりました。

 今回の秋季IVCでは、「一二三乎唯」がeスポーツ大会の知られざる舞台裏をプレイヤーにお届けするとともに、Identity Vのeスポーツに関するニュースを発信していました。また、「一二三乎唯」はゲストとして、オフライン会場でのガチャやXR劇場リアルタイム交流にも参加し、話題を提供し続けることで秋季決勝を全面的に盛り上げてくれました。

 入場待機エリアで大会公式Vtuber「一二三乎唯」との交流の後、観戦プレイヤーたちは、丹念に作りこまれたゲーム内の特殊場景を再現した撮影ポイントや限定グッズの販売エリアでさらなる交流を行い、とても満足していました。

  

世界戦が開幕 各地区のトップ選手が集結

 秋季IVCが幕を下ろすと同時に、COA V世界大会が開幕しました。今回の秋季大会で優勝したSCARZは、夏季大会優勝者のSunSisterと共にCOA V世界大会に出場し、各地区のトップ選手と究極の栄光を巡ってバトルを繰り広げます。出場権を獲得できなかったチームも来年のCOA V世界大会予選から復活し、再び栄光の王座を目指して挑戦することができます。どうぞお楽しみに!

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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