Yostarは2022年1月10日、同社がWebブラウザ/スマートフォン向けに提供している対戦型麻雀ゲーム『雀魂 -じゃんたま-』のTVアニメ化を発表した。2022年4月の放送を予定している。
『雀魂 -じゃんたま-』は基本無料のオンライン麻雀ゲーム。「咲-saki-」や「賭ケグルイ」、「アカギ」などの有名IPとのコラボレーションも行っているほか、著名人やVtuberのコラボ配信を積極的に行うことで認知度を高めている。
直近で行われた、にじさんじの「新春!にじさんじ麻雀杯2022」では100万回再生を超えるなど、その盛況ぶりがうかがえる。『雀魂』を麻雀の入り口として若年層を上手く取り込むことで、競合アプリの中でも頭抜けたヒット作となっている。
さらに直近では、登録ユーザー数が合計500万人を突破した。
TVアニメのタイトルは「じゃんたま PONG☆」となり、『雀魂』でお馴染みの一姫やワン次郎、かぐや姫といった雀士たちがコミカルな姿になって登場。制作はSCOOTER FILMS、監督を森井ケンシロウ氏が担当する。内容について詳細は不明。
なお、SCOOTER FILMSはガールズバンドを題材にしたメディアミックスプロジェクト「BanG Dream!(バンドリ!)」のミニアニメ「BanG Dream! ガルパ☆ピコ ふぃーばー!」にも参加。
監督の森井ケンシロウ氏は『グランブルーファンタジー』のTVアニメ作品「ぐらぶるっ!」なども過去に担当しており、原作をデフォルメしたコメディタッチの演出が長けたクリエイターと見受けられる。
ほかYostarといえば、HyperGryphと共に手掛ける『アークナイツ』のTVアニメ化(制作:Yostar Pictures)も決定するなど、メディアミックス施策を推し進めている形だ。