ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、eスポーツ事業を営むRTSと共同でThe Evolution Championship Series(通称、EVO)を共同買収したことを発表した。
EVOは世界最大規模で最も歴史のある格闘ゲーム大会。共同設立者であるTom Cannon、Tony Cannonの両氏は、今後もアドバイザーとして密接に関わっていくこととなっている。
ソニーは今回のパートナーシップを「新たな協業のかたち」とし、EVOのグローバルな普及拡大を推進およびファンエンゲージメントの向上を目指す。
また、今年は完全なオンラインイベントとして「EVO Online 2021」の8月開催を予定。米国現地時間の2021年8月6日(金)~8日(日)、2021年8月13日(金)~15日(日)に参加費無料で行われる。タイトルは『鉄拳7』や『STREET FIGHTER V CHAMPION EDITION』、『Mortal Kombat 11 Ultimate』のほか、今年6月に発売予定の新作『GUILTY GEAR -STRIVE-』などが決定している。イベントの詳細は、Evo公式サイトで順次公開されるとのこと。
新型コロナウイルスの影響で中止になった「EVO 2020」や、主催会社の幹部が過去に起こしたトラブルが原因で中止になった「EVO Online 2020」など、立て続けに実施されなかったことで一時危ぶまれたeスポーツ世界最大規模の祭典だが、今回の動きで無事存続となりそうだ。
関連URL(SIEブログ):https://www.sie.com/jp/blog/2021/03/19/welcoming-evo-into-the-playstation-family/