会話禁止の人狼アプリ『ジャックと探偵』がリリース。途中脱落者無しの頭脳戦が1プレイ10分で楽しめる

 Curiousparkは、人狼スタイルのボードゲーム『ジャックと探偵』のアプリ版を、App StoreとGoogle Play Storeにてリリース開始した。リリース記念として、1月31日まで犯人役のジャックで優先的に遊べるチケット2枚が、ダウンロードしたプレイヤー全員にプレゼントされる。

 本作は、19世紀のロンドンで起きた切り裂きジャック事件をテーマにした作品。2021年4月に「東京ゲームメイカーズ」より販売された『ジャックと探偵』を、アプリ向けに開発されたタイトルとなる。

 プレイヤーは殺人犯の「切り裂きジャック」(以下、ジャック)か、ジャックを追う「探偵」、あるいはジャックに協力する「心酔者」となり、それぞれの目的を達成できるようプレイを進めていく。

 本作の特徴となっているのが、①ゲーム中の会話が禁止されている、②脱落者が出ない、③1ゲームが10分で終わるという点だ。人狼ゲームを代表とする正体隠匿系ゲームは参加者同士の会話を中心とするため、ゲームの熟練者と初心者との実力差がどうしても生まれてしまう。

 そこで①のように、初めから相手と議論を戦わせる必要が無いと分かっていれば、プレイまでのハードルはグッと低くなる。②によってゲーム中の疎外感も少なくなり、③のように1プレイがコンパクトに楽しめるようになっている点も、正体隠匿系ゲーム初心者にとって嬉しいポイントだ。

 本ボードゲームの製作者は、これまでに「ペルソナ」シリーズを題材としたカードゲーム『ペルソナVS』やトポロジーを扱う『トポロメモリー』、野菜の成分を比べて遊ぶ『サラダマスター』などの作品を手掛けたミヤザキユウ氏。

 ミヤザキ氏は「note」にて本作のコンセプトを説明しつつ、正体隠匿系ゲームについて苦手意識を持っているプレイヤーにもぜひ遊んでほしい作品に仕上がっていることをアピールしている。

▲アナログ版『ジャックと探偵』

 アプリ版『ジャックと探偵』では、対戦に勝利して自身のランクをあげていく「ランクマッチ」モードや特定のプレイヤーとの対戦が楽しめる「ルームマッチ」モード、AI相手に練習ができる「ソロ」モードなど、多彩なモードが用意されているとのこと。正体隠匿系ゲームに興味があるという方は、まずは本作から手に取ってみてはいかがだろうか。

 

作品情報

・ゲームタイトル:会話禁止のオンライン人狼: ジャックと探偵
・ジャンル:ボードゲーム、人狼
・プラットフォームとURL:
 ・iOS: https://apps.apple.com/us/app/jack-detective-werewolf-game/id1595323420
 ・Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.curiouspark.JackDetectiveProd
・価格:無料
・課金要素:広告削除、ジャック優先チケットなど
・公式HP:https://curiouspark.com/#services
・公式SNS:
 ・開発者アカウント: https://twitter.com/tamotamago
 ・BoardGameSquare(運営アカウント): https://twitter.com/BoardGameSquare

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島中 一郎(Ichiro Shimanaka)
島中 一郎(Ichiro Shimanaka)https://www.foriio.com/16shimanaka
ライター。ゲーム・アニメ業界を中心にニュース記事の執筆、インタビュー、セミナー取材などマルチに担当。ボードゲームが趣味であり、作品のレビューや体験会のレポートを手掛けるほか、私生活で会を催すことも。無類のホラー好き。

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