ネットマーブルジャパン、朴 宰勲(パク・ジェフン)氏が新たな代表取締役社長に就任

 ネットマーブルジャパンは2022年1月1日付で、朴 宰勲(パク・ジェフン)氏が代表取締役社長に就任したことを発表した。

 同氏は、大学卒業後、韓国の総合代理店に入社しCMプランナーを経験。2000年に韓国の大手ゲーム会社NCSOFTに入社後、2001年より日本法人となるエヌ・シー・ジャパン株式会社設立のため赴任し、PC版『リネージュ』と『リネージュ2』の日本事業を担当。

 2006年以降は、ネオウィズジャパン株式会社やネットマーブルジャパンの前身となるCJインターネットジャパン株式会社にてゲーム事業を引率する役割を担い新規ゲームタイトルの立ち上げなどに従事。

▲画像は「リネージュ2」より

 その後、エヌ・シー・ジャパン株式会社にて事業企画・マーケティング・事業戦略を束ねるゲーム事業統括シニアマネージャーを務めた後、2017年からはネットマーブルジャパンでゲーム事業本部長や事業開発・マーケティング統括などの役職を歴任し、『リネージュ2 レボリューション』や『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』、『二ノ国:Cross Worlds』などのモバイルゲーム事業の成功に寄与した。

 特に『二ノ国:Cross Worlds』は昨年、日本を中心に爆発的なヒットを記録したタイトル。グローバル市場での競争力を高める方針を打ち出しているネットマーブルにとって、日本は重要な市場として認識されている。

 そこで、日本国内のゲームビジネスにおいて豊富な経験と深い知識を持つとされる朴氏を代表として新体制を組み、日本におけるネットマーブルブランドの更なる成長を目指す狙いだ。

【関連記事】
『二ノ国:Cross Worlds』が11日間で売上1億ドル(約110億円)を突破

 本社のネットマーブルは2021年8月、ソーシャルカジノゲーム会社「SpinX Games」を21億9,000万ドル(約2,400億円)で買収。今年1月にはブロックチェーンゲームプラットフォーム「アイタムゲームズ」の買収が韓国ゲームメディア「gamemeca」等で報じられている。

 こうした動きによりゲームラインナップの拡大、P2E(ゲームをプレイして稼ぐ)型タイトルの展開など、グローバル市場に向けた準備が着々と進められている。2022年、『二ノ国:Cross Worlds』に続くヒットタイトルが日本に上陸するか注目したい。

    

略歴

■役職名
 ネットマーブルジャパン株式会社 代表取締役社長

■氏名
 朴 宰勲(パク・ジェフン) 

2017年 4月 同社 事業本部 本部長
2019年 7月 同社 事業統括
2020年 1月 同社 事業開発マーケティング統括

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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