Steamの非公式データベース「SteamDB」によると1月23日、コナミデジタルエンタテインメントのデジタルカードゲーム『遊戯王マスターデュエル』の同時接続ユーザー数が262,689人のピーク値を記録した。
同作は1月19日のリリース直後に同時接続15万人を突破し、翌20日には既に20万人を超えるユーザーを集め、好調なスタートとなっていた。現在、Steamで同規模のユーザーを抱えているのは人気バトロワの『Apex Legends』など。
『遊戯王マスターデュエル』は、20年以上の歴史を持つカードゲーム「遊戯王OCG/TCG※」をオンラインで楽しめるデジタルカードゲーム(DCG)で、価格は基本プレイ無料でアイテム課金制となる。ゲーム内では、合計10,000種を超えるカードを収録している。
※アジア地域で展開される「遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)」と欧米などアジア以外の地域で展開される「遊戯王TCG(トレーディングカードゲーム)」を指し、パックの販売時期などが異なる。そのため、『遊戯王マスターデュエル』では実装カードを世界基準に合わせ、1年程度巻き戻った「遊戯王OCG」環境が形成されている。
現在、同作はコンシューマ(PS5/PS4/Xbox Series X/Xbox Series S/Xbox One/Nintendo Switch)とPC(Steam)のマルチプラットフォームでリリースされ、今後スマートフォン(iOS/Android)でのリリースも決定している。プラットフォーム間の対戦も可能。
DCGならではの要素としては、「封印されしエクゾディア」を始め、「青眼の白龍」、「ブラック・マジシャン」など、特定のカードに召喚や効果の発動時に特殊な演出が用意されている点。状況によってBGMも変化し、デュエルを盛り上げる要素となっている。
Steamで人気の『Counter-Strike: Global Offensive (CS: GO)』や、同じくDCGとして提供されているCygamesの『シャドウバース』等と同様に、バトルパスシステムを採用し、「デュエルパス」を販売している(無償配布のアイテムでも購入可)。
競技的な観点でも今後、さまざまなレギュレーションでの大会や遊戯王OCG/TCGの最高峰の舞台「Yu-Gi-Oh! World Championship」の正式種目に採用予定。