PlayStation VR2の最終デザインが公開。若干の軽量化、レンズの曇りを防止する通風孔なども判明

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2月22日、同社のブログにおいて「PlayStation®VR2」のヘッドセットデザインと「PlayStation VR2 Sense™コントローラー」の最終デザインを発表した。

▲PlayStation VR“2”だけに、2022年2月22日22:22に記事を公開。

   

 PlayStation VR2(PS VR2)は、4K HDRディスプレイと110度の視野角、内蔵カメラによる視線トラッキングを採用し、プレイヤーの中心視野を高解像度で描画する「フォービエイテッド・レンダリング」を搭載。片目あたり2000×2040の解像度と、90/120Hzのフレームレートを実現している新型HMD(関連記事)。

 今回明らかになった内容によると、PS VR2のヘッドセットはオーブ型のデザインを採用。コントローラーと同様の丸みを帯びた形状であり、一貫性を感じられるものになっている。

 また、形状についてはエルゴノミクス(人間工学)に基づいたデザインを重視し、さまざまな頭の大きさのプレイヤーが快適に使用できるように検証を重ねた結果であるという。

 そのほか、ヘッドセットの重量バランスや、一本のヘッドバンドだけで頭部に固定する構造は現行のPS VRヘッドセットを踏襲。ヘッドセットのスコープ部分と、顔の距離を調整するためのスコープ調整ボタンやステレオヘッドホン端子の位置も共通して配置されている。

 PS VR2の改良点としては、両目のレンズ間距離をプレイヤーの目の間隔に合わせることができるレンズ調整ダイヤルを搭載。加えて、ヘッドセットの振動用モーターなど独自の新機能を追加しつつ、若干の軽量化も実現しているとのこと。

 さらに、PS VR2ヘッドセットは新しく通風孔が設けられており、効果的な換気も可能としている。これにより、ヘッドセット内のレンズの曇り防止に期待ができる。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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