イギリス・ロンドンに本拠を置くAdmixは3月15日、コロプラが運営する『白猫テニス』にIn-Play広告の提供を開始したことを発表した。
AdmixはIn-Play広告による仮想世界・ゲームのマネタイズ、広告配信プラットフォームを提供するテクノロジー企業。これまで3,700万ドルの出資を受け、300を超えるゲーム企業やSomnium Spaceのような仮想世界を提供する会社、Calvin KleinやMcDonaldsなど500社を超える広告主との取引実績を持つ。
同社が提供しているIn-Play広告は、仮想世界・ゲームの世界に溶け込んだ形で、ユーザー体験を損なうことなく表示されるデジタル広告を指す。
『白猫テニス』は、『白猫プロジェクト』のキャラクターが多数登場する本格対戦テニスゲームで、提供開始から累計1,700万人の利用者数を超える大ヒットタイトル。今後、ゲーム内でのIn-Play広告配信を希望する広告主は、主要なDSP/SSPから『白猫テニス』にも出稿できるようになる。
また、同作をプレイするユーザーには、タワーで今まで通りに試合をするだけで、ガチャポイントが貰えるミッションも登場する。なお、ミッションは広告機能をオンにした状態での対戦数をカウントするが、広告表示機能は設定からオフにすることも可能とのこと。
以下、In-Play広告実装に際してのコメントを掲載。
コロプラ 取締役:菅井 健太氏
In-Play広告は実際の競技場にいるかのように表示されるため、表示されることで臨場感がでてきます。プレイ体験を損なわず表示される仕組みに大変魅力を感じ導入させていただきました。導入に際しては密なコミュニケーションをしていただき、厚くお礼申し上げます。
Admix VP Global Partnerships:Stefan Adamczyk氏
海外では一般的になりつつあるIn-Play広告ですが、日本はこれからという状況です。コロプラ社には早くからIn-Play広告の導入をご決定いただき、企業の先進的な取り組みへの姿勢、スピードに感銘を受けました。今後この市場を共創していけることを嬉しく思っています。