
講談社は3月14日、同社が運営する「KickstarterNavi」を更新し、「天野喜孝 VRミュージアム」プロジェクトが始動したことを発表した。パートナーシップ企業であるKickstarterでプロジェクトの支援を受け付けている。
発表によると、プロジェクトは「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターデザインなどで知られる天野喜孝氏の作品を3D化したVRミュージアムを制作するというもの。

天野喜孝氏自らが美術館の構造、内装、照明をはじめ、作品のディテールやビジュアルに至るまで、プロジェクト全体を通して積極的に関与しているという。
また、XR(クロス・リアリティ)技術を専門とする4Cast(日本)・NPG(香港)・BOMDING(台湾)といったアジア中心のIT先鋭チームがプロジェクトに参画。
7つの会場に100点を超える作品を集めた過去最大規模の天野喜孝展となり、それらすべてがスマートフォンやPC、VRヘッドセットから鑑賞できるようになるとのこと。
なお、Kickstarterでの支援額は14日時点ですでに目標額を達成している。リワードにはミュージアム鑑賞券+デジタルアートブックといったものから天野喜孝氏に直接会える返礼まで用意。支援は3月31日まで受け付けている。
