
NCSOFTは3月17日、新規IP「TL(Throne and Liberty)」と「プロジェクトE」のトレーラー映像を公開した。「TL」は、CSとPC向けに2022年下半期でのグローバル配信を予定。「プロジェクトE」については未定となっている。
「TL」と「プロジェクトE」の2作品は世界観を共有しており、それぞれ異なる歴史を持つ2つの大陸が舞台となる。「TL」は西洋の中世をコンセプトにしたソリシウム大陸、「プロジェクトE」は東洋の中世をコンセプトにしたライザック(仮称)大陸で物語が展開される。
TL(Throne and Liberty)
「TL」は、地形と環境要素による戦況変化が特徴で立体的で戦略的なゲーム性をウリにしている。
トレーラー映像では、バトル、ワールドなど様々なゲーム内コンテンツを実際のゲームプレイ動画で紹介。地形と環境、時間変化、ボス モンスターの特徴に合わせた多様な戦闘シーンが確認できるほか、キャラクターは陸上、水上、空中に特化した動物に変身して移動することが可能。なかには、各動物の移動技を利用しないと探検できない場所もあるという。

また、本作では昼と夜、雨と風のような環境要素がゲームプレイに直接的に関わる仕様。風向と風速は弓の射程距離に影響し、雨の中でライトニング系の魔法を使うと単体攻撃が連鎖効果を起こして範囲スキルになるなど、変化があるようだ。
要素のひとつ「攻城戦」は、多数のプレイヤーが地形と環境を適切に利用して戦略的な戦闘が楽しめるように開発しているとのこと。下水溝から城に潜入したり、巨大なゴーレムを利用して城壁を破壊したり、多彩な攻略が採れる。
プロジェクトE
「プロジェクトE」の映像では、中世東洋をコンセプトにした背景、「TL」とつながる世界観の一部が明らかに。
空から降ってきた「シルラク星」が東洋大陸に落ちたことで、地形と植生に影響を与え、歴史的な事件が起きるという設定となっている。なお、「シルラク星」は「TL」の世界観にも登場する「シラベスの星」を東洋的に解釈した名前だという。

映像の後半でお面を取って登場するエルフは、「TL」と「プロジェクトE」の世界観がつながっていることを暗示。両IPの世界観に関する追加情報は、順次公開する予定とのこと。