『星のカービィ ディスカバリー』開発スタッフインタビュー公開 カービィに苦痛な思いをさせないための3Dアクションゲーム制作法

 任天堂は、ゲーム開発スタッフがものづくりに対する考えやこだわりについて語るインタビュー企画「開発者に訊きました」の第4回を公開した。

 3月25日(金)発売予定の3Dアクション『星のカービィ ディスカバリー』について、開発エピソードやディレクションなどが、インタビュー形式で語られている。

 「星のカービィ」シリーズ初の3Dアクションゲームとなる本作。従来の2Dアクションの仕様を3D化していくにあたり、ディレクションでは様々な課題が浮上してしまったそうだ。

 例えば、丸いデザインのカービィを後ろから見ると、どちらを向いているのかが分かりづらい。従来のシリーズと比べて3Dのゲームでは奥行き方向の距離感が把握しづらく、敵に攻撃が当てにくくなってしまうといった懸念点もある。

▲画像は「開発者に訊きました」第4回より

 3Dアクションが苦手な人でもスムーズに攻撃を当てることができるよう、ハル研究所 ディレクターの神山達哉氏は、「ゲーム画面で攻撃が当たっているように見える時は、実際当たっていなくても当たるようにする」仕組みを取り入れたと説明。アクションの難易度よりも、ゲームプレイの気持ち良さを優先させたデザインとなっているようだ。

▲画像は「開発者に訊きました」第4回にて公開されている動画をキャプチャーしたもの。

 そのほか、カービィの着地とジャンプに関する調整や、カメラワーク、マップデザインなど、2Dアクションを3Dアクションへと落とし込むための調整について、動画を交えた解説が行われている。

 フィールドの敵の配置に関しては、ハル研究所 ゼネラルディレクターの熊崎信也氏が「カービィを苦しめてしまう場面づくりに抵抗があった」と説明する一幕も。開発陣の並々ならぬカービィ愛を感じさせる、シリーズファン必見なインタビュー企画となっていた。

 「開発者に訊きました」では『星のカービィ ディスカバリー』のほか、『やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ』や『ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング』といった、話題作に関する記事も掲載されている。それぞれの作品についての開発秘話が気になる方は、ぜひサイトをチェックしてみてほしい。

 『星のカービィ ディスカバリー』はNintendo Switchで本日3月25日(金)発売。

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島中 一郎(Ichiro Shimanaka)
島中 一郎(Ichiro Shimanaka)https://www.foriio.com/16shimanaka
ライター。ゲーム・アニメ業界を中心にニュース記事の執筆、インタビュー、セミナー取材などマルチに担当。ボードゲームが趣味であり、作品のレビューや体験会のレポートを手掛けるほか、私生活で会を催すことも。無類のホラー好き。

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