サイバーエージェントは、ブロックチェーンゲーム事業子会社「CA GameFi」を設立したことを発表した。
CA GameFiでは、これまでに培ってきた大規模ゲームの開発・運用ノウハウとクリエイティブ力を強みに、アジアやアメリカなど世界に向けて、ブロックチェーンゲームに最適化されたオリジナルタイトルや他社IPゲームの企画・開発を行っていくとしている。
GameFiとはGameとFinanceを掛け合わせた造語で、ブロックチェーンにNFT(ノンファンジブル・トークン)と暗号資産を組み込んだゲームサービスのこと。『Axie Infinity』など、ゲーム中で仮想通貨を獲得できる作品が人気を見せており、遊びながらお金を稼ぐ「Play to earn」という言葉が生まれているほどだ。
サイバーエージェントは、そんなGameFiの世界的な注目の高まりがブロックチェーンゲーム事業子会社を設立した背景にあるとし、今後は日本発のヒットゲームの創出を目指していくとしている。
2018年から「ブロックチェーンスタジオ」を設立するなど、ブロックチェーン分野のサービスの研究・開発を続けてきたサイバーエージェント。2021年11月には、子会社のCyberZとOENがNFT活用事業の総合プロデュースを開始。
2022年2月には、バーチャル店舗開発に特化した事業会社である「CyberMetaverse Productions」を設立させている。GameFi分野において、サイバーエージェントは今後大きな役割を担う存在となりそうだ。