アカツキゲームスは4月1日、これまでアカツキで展開してきたゲーム事業を同日付けで承継し、営業活動を開始したことを発表した。
アカツキは2010年6月の設立以来、約11年にわたってIPプロデュースカンパニーとして、オリジナルタイトルのほか、人気IPやアーティストをもとにしたゲーム開発・配信を手掛けてきた。 今回、アカツキゲームスとして分社化することでゲーム開発に注力できる体制を構築し、より一層の企画・開発力向上をはかる狙い。
中期ゴールとしては「日本からグローバルへ素晴らしい体験を提供」することを掲げており、人材採用や育成、研究開発、運営タイトルの強化、新規タイトルの開発、これらへのさらなる投資を計画しているという。
同社は現在、3DアクションRPG『TRIBE NINE』(トライブナイン)を開発中。そのほか、新規タイトルの開発も予定し、加えて新技術の研究開発部門を設置している。
以下、経営陣のコメントを掲載。
代表取締役 戸塚 佑貴(とつか ゆうき)氏
アカツキ社のゲーム事業はアカツキの祖業として11年間必死に挑戦を重ねてまいりました。過去のすべての挑戦を礎としながら、本日からアカツキゲームスとして新しい挑戦が始まります。
昨今のゲーム開発や運営にはより高い水準が求められていますが、次世代のゲーム企業としてさらにゲーム産業へ踏み込んだ文化・制度・体制を構築し、それらを土台に心躍るプロダクトを生み出す挑戦を続ける決心です。
本構想を発表した昨年11月以降、新たな仲間と協力しながら着実な手応えを感じつつ、準備を推し進めています。いずれお客様や関係者の皆様をあっと驚かせるようなプロダクトを開発運営し、世界の人々の心をつなげるような体験を創ります。皆様、応援のほどよろしくお願いいたします。
執行役員副社長 山口 修平(やまぐち しゅうへい)氏
時を忘れてゲームの仮想世界に没頭する時間は、子どもの頃から私のかけがえのない幸せな時間でした。その後、ゲームはネットに接続することで、時間や空間を越え、世界中の友人とつながる機会も与えてくれるようになりました。
私は、ゲームが世界中を幸せにする力のあるメディアだと確信しております。ゲームのもつ力を活かし、わたしたちアカツキゲームスも世界をより豊かにしていけるよう開発に邁進していきます。
会社概要
設立 | 2021年12月 |
代表者 | 代表取締役 戸塚 佑貴 |
所在地 | 東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro 8階 |
事業内容 | ゲーム事業 |