CRESTは4月4日、全年齢向けを中心にしたノベルゲームブランド「Novus」(ノウス)を新設したことを発表した。あわせて、ソフトウェア開発事業を展開するホークアイより、アドベンチャーゲームブランド「みなとそふと」の開発スタッフが2022年4月1日付けで一部移籍し、CRESTとホークアイで業務提携を行うことも明らかにした。
今後、ホークアイ代表であり漫画「アカメが斬る!」「魔都精兵のスレイブ」やアニメ「結城友奈は勇者である」などの原作、原案者であるタカヒロ氏と共同でIP開発にも着手するとのこと。
CRESTは自社ゲーム事業の他、モバイルゲーム、ブラウザゲームの企画、開発、運営/分析、 ローカライズ、コンサルティングまでトータルサポートを行う会社。また、IP事業領域ではデジタルアニメーション制作を手掛ける「100studio」(ワンダブルオースタジオ)を発足させるなど、メディアミックスを念頭においたIP開発やコンテンツのマーケティング、プロモーション事業を行なっている。
一方の「みなとそふと」は、2007年に『君が主で執事が俺で』をリリースして以降、成年向けを中心に多くのアドベンチャーゲームを開発。『君が主で執事が俺で』『真剣で私に恋しなさい!』といったタイトルはメディアミックスとして漫画・アニメ化された。
新設された全年齢向けノベルゲームブランド「Novus」の制作スタジオは「みなとそふと」と同じく横浜に構え、世界に向けて新しいノベルゲームの体験価値提供を目指す。タカヒロ氏と共同のIP開発のほかにもコンテンツメーカー、アニメスタジオとの共同開発を予定している。