LINEは、コーエーテクモゲームスが手掛ける「モンスターファーム」シリーズの新作スマホゲーム『LINE:モンスターファーム』を開発中であることを発表した。基本プレイ無料で、一部アプリ内課金が発生。リリースは2022年内を予定している。
「モンスターファーム」シリーズは第1作目が1997年にテクモ(現・コーエーテクモゲームス)よりリリースされた、モンスター育成シミュレーションゲーム。
CDを読み込ませることでモンスターを誕生させるという斬新な再生システムをはじめ、細かな育成メニュー、リアルタイムに進行する戦闘など様々な要素がユーザーからの人気を博した作品だ。
ナンバリングタイトルは、5作目となる『モンスターファーム5 サーカスキャラバン』(2006)までリリース。カードゲームやアクションゲームなど数多くのスピンオフタイトルがリリースされているほか、1999年にはアニメ化も果たしている。
『LINE:モンスターファーム』では、従来のナンバリング作品と同様、ブリーダーとしてモンスターをトレーニングや修行で成長させ、大会での勝利に導いていくが目標となっているようだ。『モンスターファーム』と『モンスターファーム2』のモンスターのほか、本作からの新たな種族が登場することが告知されている。
過去スマートフォン向けにリリースされたタイトルでは、『100万人のモンスターファーム』(2010年)がある。DeNAが運営するソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage」のサービスで、モンスターをMobageのプロフィール情報から再生させる仕組みがユニークだった。2014年にサービスを終了している。
『LINE:モンスターファーム』には、LINEならではの新たな再生方法が採用されているとのことだが、その詳細も気になるところ。また、2021年12月に『モンスターファーム』と『モンスターファーム2』を1本にまとめた『モンスターファーム1&2 DX』がリリースされたばかりであり、同作とどのような差別化が行われているかも注目されるポイントだろう。
『LINE:モンスターファーム』は2022年内の配信を予定。