ワンダープラネットは、ブロックチェーンゲーム関連事業を行うための子会社「WPBC Pte. Ltd.(仮)」をシンガポールに設立することを発表した。
ワンダープラネットは、『クラッシュフィーバー』や『ジャンプチ ヒーローズ』などモバイル向けゲームで多数のヒット作を持つ開発会社だ。なかでも海外パブリッシングを事業の柱としており、海外へのゲームパブリッシングの体制やノウハウは同社の強みのひとつでもある。
今回の子会社設立の背景には、急速に進むWeb3の潮流やブロックチェーン技術活用の広がりが挙げられる。子会社では、ブロックチェーンゲームの海外パブリッシング事業を中心に、様々な形での事業展開を検討していくという。なお、拠点の所在地としてシンガポールを選定した理由に「海外へのブロックチェーンゲームの配信事業において有利な事業環境である」としている。
今後ワンダープラネットでは、子会社のWPBC Pte. Ltd.(仮)を中心として、本格的な事業参入に向けた海外パブリッシング体制の整備などを推進していくという。また同時に、ゲーム開発事業者やブロックチェーン関連事業者など各社との業務提携や出資などを通じた協業体制の構築を検討するとのこと。
■設立予定の子会社の概要
(1)名称 WPBC Pte. Ltd.(仮)
(2)所在地 シンガポール共和国
(3)事業内容 ブロックチェーンゲーム関連事業
(4)株主 ワンダープラネット株式会社 100%
(5)設立日 2022年5月(予定)