マイクロソフトやNianticなどゲーム関連企業が2022年のアースデイを祝う

 地球環境を考え行動する「アースデイ」である4月22日、マイクロソフト(Xbox)、Nianticといった企業を筆頭に、ゲーム関連企業も持続可能な取り組み、より環境に優しい未来への投資方法などさまざまな方針を共有した。

 Xboxの公式ブログ「Xbox Wire」によると、同社は2030年までにカーボンネガティブ(CO2の排出量よりも吸収するCO2の量が多い状態)、ウォーターポジティブ(水の供給量が消費量よりも多い状態)、廃棄物ゼロの実現に向けて Xbox Series X|S の省電力モードやサステナビリティへの取り組みを推進。

 Xbox Series X|S ではサステナビリティを考慮し、パフォーマンスや体験はそのままにハードウェア・ソフトウェアのアップデートによるエネルギー効率の向上方法の導入、クラウドゲーミングの環境負荷低減などに取り組んでいる。

 また、2021年には教育版『マインクラフト』である『Minecraft: Education Edition』において、サステナビリティと気候をテーマにしたレッスンシリーズ「未来の気候」を無料でリリース。未来のゲームデザイナーを担う子ども達に対して、環境を保護するというテーマに沿ったゲーム内コンテンツやストーリーを開発し、教育や意識向上に貢献できるように支援していく方針だ。

 他の企業では、テンセント傘下のSumo Groupが2030年までにネットゼロカーボン(CO2の排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計がゼロになる状態)を掲げたブログを更新。

 PC向けゲームプラットフォームであるSteam上では、アースデイの取り組みとして「地球感謝フェスティバル」を4月26日(太平洋時間)まで開催。現実世界の動植物保護に意識を向けさせることを目的に、多種多様な動植物がテーマのゲームがセール価格で購入できる。

 その中のタイトルのひとつであるテナガザルのアクションゲーム『Gibbon: Beyond the Trees』を配信するデベロッパーのBroken Rulesは、同作の新たな動画をYoutubeに投稿。

 動画では絶滅の危機に瀕するテナガザルを扱ったこの作品において、危機に瀕したテナガザルの家族の物語をどのようにゲームの中で表現したのか、制作にあたって協力を受けた世界中の環境保護運動家をフィーチャーして紹介している。なお、同作は日本では5月31日に発売する予定。

 一方、ARを活用した位置情報ゲームを配信するNianticは、非営利団体Ecosiaと提携し、『ポケモンGO』、『ピクミンブルーム』、『Ingress』といったタイトルのコミュニティ・デイで5km歩いたプレイヤー1人当たりに対して木を1本植樹する活動を行った(目標本数は10万本)。コミュニティ・デイの結果を受けて、7月末までに植樹のための資金提供を行う予定。

 コミュニティ・デイは月に1回開催され、例えば『ポケモンGO』では、開催期間中は特定のポケモンに出会えるチャンスが増えるなどの恩恵があるイベントとなっている。

 モバイル向けタイトルでは他にも、『Sky 星を紡ぐ子どもたち』のthatskygame がアースデイと同時期にThe Ocean Cleanupに関する動画を投稿。Twitter上でも、ゲーム外の普段の暮らしや環境の振り返りを呼び掛けていた。

 加えて、Playtika傘下のスタジオSupertreatのソリティアが遊べるカードゲーム『Solitaire Grand Harvest』や、NetEase Gamesの宇宙を舞台にしたシミュレーション『インフィニット ラグランジュ』といったスマホ向けタイトルでもアースデイイベントを開催。

 上記以外にも多くのタイトルでアースデイに関する呼びかけが行われ、ゲーム内外で地球環境への意識が促される日となった。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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