5月25日、人気プロゲーミングCrazy Raccoonの代表であるリテイルローのおじさんが、5月にオープン予定である同チームの新オフィスの様子を公開した。

Crazy Raccoonは「ゲーマーをかっこよく魅せる」というテーマを掲げ、『Fortnite』や『Apex Legends』、『Valorant』、『CLASH ROYALE』などの大会シーンで活躍する4部門に、「Streamers」と「Creators」の2部門を加えた合計6部門、33名が所属・活動するプロゲーミングチームだ。
プロゲーミングチームとしては後発であるものの、ここ数年では『Apex Legends』と『Valorant』の2部門で世界大会に出場し、活躍を見せているほか、所属ストリーマーによる生配信も人気。

生配信ではそれぞれの強みを生かした配信が行われているほか、同チームでは各所属メンバー全員にキャラクターイラストが与えられており、メンバーはいわゆる顔出しの有無にかかわらず、キャラクターイラストを自身のトレードマークとして活用している。

そのほか、Crazy RaccoonではBTOパソコン販売のドスパラとコラボした、コラボデザインのPCや、主にストリーマーを中心に開催されるCrazy Raccoon Cup(CRカップ)の注目も高い。

『Apex Legends』で行われる直近のCrazy Raccoon Cupでは、人気ストリーマーのほかに、俳優の本田翼さんや歌手の山田涼介さんが参加しており、ゲーマー界隈以外からも注目を集めている。
今回公開されたのは、そんな人気チームであるCrazy Raccoonの新オフィスの様子で、オフィスの移転については、昨年9月頃からリテイルローのおじさんのTwitter上でつぶやかれており、昨年12月には5月にオープン予定であることを明かしていた。
リテイルローのおじさんによれば渋谷に移転する事務所は200坪にもなるほか、事務所部分以外にはグッズの販売スペースや、2フロアに60台のPCが配置されたゲームスペース、関係者のみが立ち入れるゲームスペースも用意されるという。


ストアスペースではモニターにメンバーのイラストが映し出され、メンバーのグッズが分かりやすくなっている様子。公開された写真からはシャツやキャップ、靴下やバッグ、ラバーストラップのようなアイテムが確認できるほか、ラインナップには「ここでしか買えないものもあるかも」とのこと。


一般ユーザーが立ち入れるゲームスペースは「PCに触る機会が増えてくれたら嬉しい」と、無料で開放されるようだ。
渋谷というアクセスのしやすい立地に、広いスペースを確保したCrazy Raccoonの新オフィスでは、ユーザーを招いたファンイベントの開催も視野に入れているだろう。また、ゲームスペースの無料開放により「PCに触る機会」を創出しており、日本でも増加傾向を見せるPCゲームユーザー層のさらなる拡大にも寄与することがうかがえる。