
noteは5月25日、コンテンツ配信サイト「cakes」(ケイクス)のサービスについて、2022年8月31日をもって終了することを発表した。2012年のサービス開始から約10年の歴史に幕を下ろす形。
「cakes」はマンガ、エッセイ、小説、インタビューなどクリエイターの発信の場として利用され、「左ききのエレン」(2016年3月連載開始)のようなヒット作も誕生した。同作品では大手広告代理店を舞台にした群像劇が描かれ、テレビドラマ化や「少年ジャンプ+」でのリメイクなども行われている。
現在、新規会員登録は停止され、有料記事は既存有料会員のみ閲覧可能。今後、6月28日には課金を停止(既存有料会員のみ課金停止後に無料で閲覧可能)し、7月31日にサイトの更新を終了。そして、8月31日にサイトの公開が終了される予定。
サービス終了後はすべての記事が閲覧できなくなるものの、サイトの公開が終了される2022年8月以降、クリエイターが寄稿した記事原稿については受け渡しなどの対応が進められるとのこと。