ネクソンは、第19回定時株主総会での選任決議をもって、Kevin A. Mayer(ケビン・メイヤー)氏が社外取締役に就任したことを発表した。同社は2020年11月にメイヤー氏を社外取締役候補者に指名していた。
メイヤー氏は、映画、テレビ、ケーブルテレビ及びストリーミングサービス会社の設立、経営で数々の成功を収め、その実績を高く評価されるグローバル・エンターテインメント業界の中心的人物。
ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーの最高戦略責任者として、ピクサー、マーベル・エンターテインメント、ルーカスフィルム及び21世紀フォックスなどの大手企業の買収を率いた。
2018年には当時新設されたダイレクト・トゥー・コンシューマ&インターナショナル部門の責任者に任命され、Disney+、ESPN+、Hulu、インドにおける the Star / Hotstarの運営、インターナショナル・チャンネルズ、スタジオ運営、グローバルアドセールス&ディストリビューションを主導し、成功に導く。
直近では、ByteDance Ltd.のCOO及びTikTokのCEOを務め、2021年には大手スポーツ専門ストリーミングサービス企業であるDAZN Groupの取締役会長に就任した。
就任に際して、ケビン・メイヤー氏と、ネクソンの代表取締役社長であるオーウェン・マホニーは次のようにコメント。
ケビン・メイヤー
「ネクソンはバーチャルワールドを制作し、長期にわたって育成することを強みとする企業です。この同社特有の強みによって、ネクソンは世界有数のエンターテインメント企業へと発展していくでしょう。更に、ネクソンが行う新しいテクノロジーに対する研究と投資は、ゲームの開発手法、そしてプレイ方法に画期的な変化をもたらすでしょう。」
オーウェン・マホニー
「ケビンを当社の取締役として迎えられたことを大変喜ばしく思います。これまでの経験と洞察力により、ネクソンが既存、そして新しいバーチャルワールドを新たなプラットフォーム及び市場に向けて提供し、事業を拡大させていく中で、貴重な意見を提供してくれるでしょう。」