「TikTok2022上半期トレンド」ノミネート30選が発表 ユーザー投票を実施中

 Bytedanceは、同社が提供するショートムービープラットフォーム「TikTok」について、2022年上半期にTikTokで流行した様々なトレンドを「TikTok2022上半期トレンド」としてまとめ、ノミネート30選を発表した。

 「TikTok2022上半期トレンド」は、2022年上半期にTikTokで流行したハッシュタグチャレンジや音楽、エフェクトをノミネートし、ユーザーの投票やアプリ内のデータなどを基に総合的に判断し、各部門の2022年上半期で1番流行ったトレンドを決定する企画。部門は「チャレンジ部門」(ハッシュタグ)、「ミュージック部門」、「エフェクト部門」の3つ。

 6月15日より2週間、TikTokアプリ内で「TikTok2022上半期トレンド」ユーザー投票を実施。各部門1回ずつ、毎日投票が可能となっている。

 また、各部門賞と大賞の発表は7月15日にTikTok Japan公式アカウント(@tiktokjapan)からTikTok LIVEで発表される予定。

 以下、ノミネート30選を引用。

 

TikTok2022上半期トレンド ノミネート30選

チャレンジ部門

1.「#君と私わたがしたわし」
TikTokで通年多くのユーザーに使用されているしゃろうの楽曲「しゅわしゅわハニーレモン350ml」を、Vtuberクリエイターのはっかが早口言葉歌詞を加えた動画を投稿し大ヒット!早口言葉に、多くのユーザーが挑戦しました。

2.「#あたいの足技みさらせやー」
東方Projectのアレンジ楽曲「スカーレット警察のゲットーパトロール24時」の歌詞を使って、「あたいの〇〇みさらせやー」と特技を見せる投稿がされました。その中でもダンスやサッカー、格闘技など、独自の「足技」を披露する投稿が盛り上がりました。

3.「#ネコニャンニャンニャン」
1979年にリリースされた楽曲が40年以上の時を超えて大ヒット。「合言葉は? ネコニャンニャンニャン イヌワンワンワン カエルもアヒルもガーガーガー」という曲に合わせてのダンス投稿や、コメディ、イラストなどの投稿で曲を知らなかった世代も盛り上がりました。

4.「#通ります」
EmetsoundのEarth Defense Forceという楽曲を使い、集団で歩く遊び方が大流行しました。家族や友達のみならず、会社や学校で撮影した投稿も多く集まりました。

5.「#これできる?」
「右行って左行ってわかるかな?」でお馴染みのこの音源は、スカイピースの☆イニ☆(じん)による楽曲で、音楽に合わせて踊る遊び方が流行しました。複数人で撮影できることから様々なTikTokクリエイターから多くの投稿が集まりました。

6.「#アーニャピーナッツが好き」
漫画原作のアニメ「SPY×FAMILY」に登場する人気キャラクター「アーニャ」のセリフ。アーニャの可愛らしいセリフに合わせて動画を投稿するのが流行しました。また、「〇〇ピーナッツが好き」や「アーニャ〇〇が好き」など自分らしくアレンジする投稿も集まりました。

7.「#インベーダーインベーダー」
きゃりーぱみゅぱみゅが2013年にリリースした楽曲。 サビの歌詞「おっしゃ let’s 世界征服 だ だ だ だ インベーダー」に合わせたダンスの振り付けが話題となり、多くのTikTokクリエイターが投稿しました。

8.「#イーアルサンスー」
SnowManの「ブラザービート」、歌詞2番の「イーアルサンスーイーアルサンスー俺の感性スター性の未知なる算数」部分が歌詞に合わせ太極拳のようなポーズを取り踊るトレンドが老若男女問わず多くの投稿が集まりました。

9.「#マイネームイズチッキー」
元ネタとなっているのは、海外で子供たちに人気の「D Billions(ディービリオンズ)」の「My Name Is」という曲。曲にはメンバーのチッキー含む4人が登場し、それぞれの自己紹介パートをリズムよく踊れるか家族や友人4人でトライするチャレンジです。

10.「#PAKU」
asmiの楽曲で作詞・作曲は「なにやってもうまくいかない」で知られるmeiyoが担当。可愛い振り付け投稿が人気となり、上半期の中でも上位を争う投稿数を集めました。また有名タレントの動画にもPAKUが使われることが多く、著名人の間でも人気なトレンド。

 

ミュージック部門

1.「#あくあ色ぱれっと」
バーチャルYouTuber(VTuber)・湊あくあさんのオリジナル楽曲。650万人以上のフォロワー数を誇るおおしま兄妹のしゅんさんのダンス動画をきっかけに話題になり、その後この曲とピンチズームエフェクトを一緒に使った投稿も増え10万本近くの投稿を集める人気楽曲に。

2.「W/X/Y」
「Myra」などでTikTokでも人気のシンガーソングライター、Tani Yuukiが2021年5月にリリースしたデジタルシングル。BGM動画やダンス投稿から火がつき、一気に注目を集め、各DSP(デジタル配信)チャートを急上昇。彼自身「Myra」に次ぎ、ストリーミング1億再生を超えるヒット曲に。

3.「Blue Spring」
ラッパー心之助が2021年3月にリリースした楽曲。ローカルカンピオーネのダンス投稿が広がり人気に火がつきました。卒業シーズンとも相まって、別れと出会いを映した様々な動画が投稿されました。Billboard Japan “TikTok Weekly Top 20”で6週連続1位を獲得するなどTikTok外でも話題に。

4.「WA DA DA」
韓国Mnetのオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」から誕生したグローバルガールズグループ・Kep1erが今年1月にリリースした韓国デビュー曲。MVのサビの振り付けを真似る投稿が広まり、日本でも多くの芸能人・アーティストが投稿し、楽曲を使用した関連動画の総再生数は21億回を超えました。

5.「接吻」
1993年にOriginal Loveがリリースした楽曲。元々アプリ内でも人気の曲でしたが、1月末にダンスクリエイター タイガの振り付けが振り付け投稿をしたことをきっかけに投稿が急増しました。5月末には音楽番組でOriginal Loveとタイガの振り付けがコラボパフォーマンスを行い話題に。

6.「ロマンスの神様」 
音楽家・広瀬香美が1993年にリリースした楽曲。「タイガの振り付け」によるダンスの振り付けをきっかけに広まり、楽曲を使用した関連動画の総再生数は16億回を超え、TikTokにおけるリバイバル・ヒットの火付け役にもなりました。

7.「ケダモノのフレンズ」
にしな のアルバム収録曲。歌詞に合わせた可愛らしい振り付け動画の他にも、ペット紹介の動画やグルメ動画など様々な投稿に使用されました。「ケダモノのフレンズ」の他にも「ヘビースモーク」という楽曲などもTikTokにおいて人気で、今勢いのあるアーティストの一人です。

8.「タイミング ~Timing~」
5人組バンド Klang Ruler(クラングルーラー)が2021年12月にリリースした楽曲。ブラックビスケッツというアーティストが1998年にリリースした楽曲をKlang Rulerがカバーし、ダンス投稿がきっかけとなり2月下旬頃より人気が爆発しました。楽曲を使用した関連動画の総再生数は驚異の19億回超え。

9.「ショック」
“Buzz Tracker”第一弾アーティストであるロックバンド・サカナクションの楽曲「ショック!」。曲名にかけて、ショックだったエピソードを紹介する動画を中心に使用されました。

10.「だいしきゅーだいしゅき」
戦慄かなの・頓知気さきな姉妹によるセルフプロデュースユニット・femme fataleの楽曲。戦慄かなの自らが考えた、踊るだけで可愛く見えるダンスの振り付けが話題となり、Billboard Japan “TikTok Weekly Top 20”で3週連続1位を獲得しました。

 

エフェクト部門

1.「アンハッピー」
顔が認識されると勝手にアンハッピーな表情になってしまうエフェクト。音楽に合わせて、エフェクトで作られた変顔から、顔を手で隠すことでエフェクトを解除しキメ顔に変身する遊び方が大人気になりました。日本だけでなく様々な国でもトレンドのエフェクトとなっています。

2.「ピンチズーム」
指でスマホの画面を拡大するような動きをすると、撮影画面が拡大できるエフェクト。音楽に合わせて、自分の顔をズームインしてから、可愛らしいダンスをする投稿が人気になりました。

3.「ハートアイズ」
瞳の中にハートが映り、まるで恋をしているように見えるエフェクト。このエフェクトは、人だけでなく、犬や猫などの動物、イラストの瞳にも反応します。1日に2万本近く投稿された日もあり大人気のエフェクトです。

4.「落書きソング」
写真や動画に落書きを加えることができるエフェクト。まるでプリクラの落書きをしているような可愛い動画を作ることができるので、女性からの投稿がたくさん集まりました。

5.「アウトラインペン」
撮影している被写体の一筆書きのイラストを描くことができるエフェクト。自分の顔を映し自画像を描いたり、友人やペットを映して描いたりすることができます。

6.「ウィンクジェンガ」
瞬きをしてブロックを積み上げていくミニゲームができるエフェクト。15秒から最大3分尺まで撮影することができます。40段目からが難しく、最高記録を目指して多くのユーザーが競い合いました。

7.「インディー魚眼」
魚眼レンズで撮影したような動画が作れるエフェクト。画面がカラフルに映るので盛りやすく、1週間で5万近く投稿されるなど、多くのユーザーに使用されました。

8.「クリアグリーンスクリーン」
一枚の写真をアップロードするだけで、写真がゆっくりとモザイクからクリアになっていくエフェクト。家族や懐かしさを感じる写真を使ってエモい動画を作ったり、面白い写真で笑える動画を作ったり楽しみ方はいろいろ。

9.「悲しい顔」
顔が認識されると、勝手に悲しい顔になってしまうエフェクト。友だちや家族をエフェクトを使用して撮影し、その表情と実際の行動のギャップを楽しむ投稿がバズりました。また、悲しい顔になって、自分の悲しかったエピソードを披露する投稿も見られました。

10.「新しい名前」
ランダムで名前をつけてくれるエフェクト。出てきた名前を実際のTikTokユーザー名にしたり、他投稿者のコメント欄で共有したりと大きく盛り上がりました。

 

開催概要

・投票期間:6月15日(水)〜6月28日(火)
・参加方法:各部門1回ずつ、毎日投票可能。
・部門:チャレンジ部門、ミュージック部門、エフェクト部門
・結果発表:7月15日(金)TikTok Japan公式アカウントからLIVE配信&アプリ内公式サイトにて発表
・視聴方法:TikTok Japan公式アカウント(@tiktokjapan)から視聴可能。
・入賞賞品:特製表彰盾
※投票数などを元に、運営で総合的に判断し大賞を決定。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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