ココネ、Lunaを使ってクリエイティブに関するデータ集計時間を50%削減し、目標CPIから20%抑制に成功

 ironSource Japanは6月30日、同社が提供するironSource Lunaのテクノロジーとメディアチームの専門知識を活用して、ココネのペット育成アプリ『リヴリーアイランド』の広告配信におけるKPI改善に成功したことを発表した。

 広告配信において、データ集計にかかっていた時間を減らし、ユーザー獲得チームとデザインチーム間のコラボレーションが改善。目標CPI(Cost Per Install)よりも更に20%減少させることに成功したという。

 以下、Luna Control導入事例となるレポートの内容を掲載。

 ironSourceによると、ココネでは各プロダクトのプロモーションを担当するデザインチームは少数精鋭で構成されており、デザイナーがウェブ広告制作からクリエイティブのデータ分析まですべてを担当。デザインチームはデータの定量的な分析に関して集計ツールなどが不得意で使いこなせていない点も大きく、クリエイティブ関連のデータを集計するために貴重な時間を費やしていたという。

 そのため、分析に多くの時間がかかってしまい、思うように詳細に分析することができない状況だった。そこで、Luna Controlのプラットフォームを活用し、広告チャネルを統合してスムーズなデータ連携が可能に。そして、関連性の高いデータを使ってココネ専用にパフォーマンスレポートをカスタマイズしたとのこと。

 ココネのクリエイティブデザイナーである中野佑里氏は「Lunaのプラットフォームは画面UIが洗練されており、デザイナーでも感覚的に操作を行うことができました。複数のツールを併用することなく、1つのツールで全てのチャネルの広告クリエイティブ分析を行うことができるようになりました。手軽さ、操作性の良さから日常的にデータを確認するようになり、以前よりもデータドリブンな分析ができるようになったと感じています。Luna Controlのプラットフォームはデータ集計にかかっていた時間を劇的に減らしてくれたので、新たなクリエイティブの制作と既存のクリエイティブの改善に使える時間を増やすことができました。」とコメントしている。

 また、ココネではLuna Controlのラベル機能も利用し、デザインチームが作るクリエイティブのビジュアル要素や特徴について、パフォーマンス分析とABテストをするように。これによって、上手くいっていることと上手くいっていないことに関する具体的な分析結果をユーザー獲得チームにフィードバックできるようになり、ユーザー獲得チームとデザインチームとのナレッジ共有も強化された。

 さらに、中野氏は「Lunaのランキング機能を使えば、クリエイティブのパフォーマンスを素早く把握できるので、どのクリエイティブを残すべきかを、推測で判断する必要がなくなりました。担当領域が異なるデザイナーとユーザー獲得チームでは、どうしても僅かな視点のズレが生まれると感じています。そのズレを最小限に抑え、同じ視点に合わせてくれる便利な機能だと感じています。」としている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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