バンダイナムコエンターテインメント、およびゲーム・映像制作会社のイルカは7月1日、家庭用ゲーム、ネットワークコンテンツ、PCコンテンツなどの企画・開発・運営を行う新会社「バンダイナムコエイセス」を設立したことを発表。公式ページを公開した。

今回バンダイナムコエンターテインメントとタッグを組むのは、数々のゲームタイトルやアプリ、VRコンテンツ、アニメ作品などに携わってきたイルカ。
ここ数年ではポケモンの『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール』や、スクウェア・エニックスの『NieR:Automata』、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』などに制作/協力。




バンダイナムコエンターテインメント作品では『アイドルマスター スターリットシーズン』、『ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN』、『CODE VEIN』に携わっている。
新会社の代表取締役社長にはイルカの岩﨑拓矢宇治、代表取締役副社長には『エースコンバットシリーズ』のブランドディレクターである河野一聡氏が就任。

設立の背景は、著しい成長を遂げ、よりハイエンドなゲームの需要が高まる世界規模の市場動向が影響。
新会社ではフォトリアルな表現を追求したゲーム開発力の強化を図り、世界中のファンの期待を超えるため、バンダイナムコエンターテインメントのノウハウとイルカの最先端技術を駆使したコンテンツ制作の技術力を活かしたタイトルを提供していくとしている。

なお、新会社が携わるタイトルの具体例にはバンダイナムコエンターテインメントの開発チーム『PROJECT ACES(プロジェクト・エイセス)』を彷彿とさせる社名からも想像できる通り、『エースコンバット』シリーズが挙げられている。
イルカの岩﨑氏がはじめて開発を担当した作品が『エースコンバット』シリーズであるなど、同シリーズと密接な関係を築く「バンダイナムコエイセス」が、どのような作品を生み出すのか今後の展開に注目だ。