ソニー・インタラクティブエンタテインメントは7月7日から8日にかけて、今後発売を予定しているインディーゲーム7本の最新情報を公開した。七夕の日にちなんだ「7」本のタイトルを同日午後11時から15分おきに紹介する試みとなった。
紹介されたタイトルは以下の通り。
Sea of Stars 2023年発売予定
『Sea of Stars』は、古典的RPGにインスパイアを受けたシステムとモダンなビジュアルの融合が特徴的な、2Dピクセルアートで描かれるターン制バトル。過去に忍者アクションゲーム『The Messenger』をリリースしたカナダの開発会社Sabotage Studioが手掛ける。
SCHiM 発売時期未定
『SCHiM』は、「schim(スキム)」という影の生き物を操作して影から影へと飛び移っていくアクションゲーム。オブジェクトへのインタラクトによって道(影)を増やしながら進んでいく。開発者のEwoud van der Werf氏と、Nils Slijkerman氏のふたりで制作している。
Cult of the Lamb 8月11日発売
Devolver Digitalと 、イングランドの開発会社Massive Monsterによる『Cult of the Lamb』は、カルト宗教のリーダーとして活動するアクションアドベンチャー。拠点で信徒たちの健康を保ち、施設を発展させるためにランダム生成ダンジョンに挑んで資源を持ち帰るために戦う。
SIGNALIS 10月27日発売
rose-engineが開発する『SIGNALIS』は、クラシックなサバイバルホラーに加え、コズミック、サイコ要素など複数のホラージャンルが組み合わさったアクションゲーム。冷戦時代をモチーフにしたレトロなSF世界を舞台に、雰囲気のある陰鬱なホラーストーリーが展開される。ゲームシステムは『バイオハザード』や『サイレントヒル』といった名作をリスペクトしているという。
トゥモロー チルドレン フェニックス エディション 9月7日発売
京都の開発会社 Q-Gamesによる『トゥモローチルドレン フェニックス・エディション』は、2016年9月にPS4用にリリースしたF2Pオンラインゲーム『トゥモロー チルドレン』(1年ほどでサービス終了)をリバイバルした作品。Q-GamesがSIEから権利譲渡契約を締結して発売する。
全人類を一つにする極秘プロジェクトが失敗に終わった、ある未来を舞台に、同人類の繁栄を取り戻すという重大な任務に挑む。
Cursed to Golf 8月18日発売
『Cursed to Golf』は、「死後の世界を舞台にした煉獄ゴルフアドベンチャー」と銘打たれたタイトル。プレイヤーは、トーナメント制覇を目前にして非業の死を遂げた男として、「ゴルフ煉獄」から現世への生還を目指してダンジョン攻略を目指す。京都のスタジオChuhai Labsが開発を手掛ける。
Inscryption 発売時期未定
最後に、PC(Steam)で発売され2022年の「GDC Awards」と「IGF Awards」で2冠に輝くなど(関連記事)、世界的に高い評価を受けているDaniel Mullins Gamesの『Inscryption』が登場。同作はデッキ構築型のローグライクでありながら、脱出ゲームとサイコホラーの要素も取り入れた作品で、Steam 版は3ヶ月足らずで売上が100万本突破している。
PS5版ではDualSenseコントローラーのスピーカーやハプティックフィードバックを活用した演出が搭載され、ゲームへの没入感を高める工夫が施されているという。
なお同日(7月7日)、公式Twitterアカウント(@PlayStation_jp)では、ハッシュタグに「七夕に会いたいPSゲームキャラ」を付けたツイートを投稿。同ハッシュタグを使用して投稿されたゲームキャラクターの名前が短冊になる投稿を複数回行い、ひとつの盛り上がりとなった。