Twitterは同社のブログにて、2022年上半期に投稿されたゲーム関連ツイートについての記録を公開した。
記事によれば2022年上半期に投稿されたゲーム関連ツイートは前年比で36%増加した約15億件。
同社は増加の背景に『エルデンリング(EldenRing)』のような世界的に注目されている作品のリリースや、『Call of Duty』や『VALORANT』などのeスポーツシーン、さらにはE3シーズンに行われた「Xbox Showcase」、「Playstation’s State of Play」などのゲームイベントが大きく影響しているという。
また、同社はツイート数の増加に際し、新たなゲームのリリースからパッチノート、eスポーツイベントのハイライトまで、あらゆるゲーマーの会話がTwitter上で行われているとアピールした。
ゲームについて最も多くツイートしている国

記事によればゲームに関連したツイートが最も多く投稿されているのは日本で、3年連続で首位を獲得。続くアメリカ、韓国も3年連続で順位を維持している。
4位以下では多少の変動があるものの、昨年に引き続き東南アジアの国が多くランクイン。一方でFacebookやInstagramの市場占有率が高いとされるフランスは順位を落とし続けており、2022年ではメキシコと入れ替わる形でランク外となった。
最も多くツイートされたビデオゲームTOP10

2022年上半期で最も多くツイートされたビデオゲームでは、昨年、そして今年4月に公開された2022年第1四半期のランキングから引き続き、『原神』が首位を獲得。日本をはじめとしたTwitterをよく利用する地域でプレイされ続けている様子だ。
2位以降は基本的に第1四半期のランキングと変わらないラインナップとなっているものの、『荒野行動』、『Minecraft』と入れ替わる形で、『VALORANT』と『ゼルダの伝説』がランクイン。
『Valorant』は世界大会の「VALORANT CHAMPIONS TOUR」の盛り上がりが大きく影響しているのだろう。国内でもZETA DIVISIONの活躍により、度々トレンド入りを果たしており、世界的な注目を集めていると思われる。
一方の『ゼルダの伝説』は今年で5周年を迎えたほか、年内の発売を予定していた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 続編』の延期が発表されており、新作に期待するユーザーからのツイートが多く投稿されたのではないだろうか。
最も多くツイートされたeスポーツ選手とチーム
およびeスポーツリーグ

上半期で多くツイートされたeスポーツ選手ではプレイするGabriel Toledo氏(@FalleNCS)やLincoln “fnx” lau氏(@linfnx)、Sasha氏(@s1mpleO)など『Counter-Strike: Global Offensive』をプレイする選手が多くランクインしており、同作のeスポーツとしての注目度の高さが伺える結果となった。

eスポーツチームではブラジルを拠点に活動する「LOUD」(@LOUDgg)が首位をキープ。
日本からは「Crazy Raccoon」(@crazyraccoon406)が3位にランクイン。同チームは新オフィスの公開が大きな話題となったほか、ストリーマーのありさか氏、だるまいずごっど氏が所属するユニット大妖怪がローソンとコラボするなど、国内で高い人気を集めている。

eスポーツリーグでは『League of Legends』のトップリーグ「Campeonato Brasileiro de League of Legends」が首位を獲得したほか、韓国の「League of Legends Champions Korea」も3位にランクインしており、同作の世界的な人気の高さが伺える。
2位には直近で世界大会「Apex Legends Global Series」が開催されていた『Apex Legends』がランクインし、4位には『Call of Duty』の「Call of Duty League」、5位には次回作のリリースが控える『Overwatch』の「Overwatch League」がランクインした。
最も多くツイートされたゲーム実況者

ゲームをプレイする姿を配信・投稿するゲーム実況者の部門では国内から2名がランクイン。
1位には昨年から引き続き6人組エンタメユニット「すとぷり」のメンバーであるころん氏(@Colon56N)が、8位には加藤純一氏(@unkochan1234567)がランクインしており、多くのユーザーが利用している日本の特徴が大きく表れた結果となった。